むさしのけん

還暦を過ぎて剣道を再開した男の物語

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

出会い

2013-03-29 08:52:19 | スポーツ

新しい道場で、30数年ぶりに、昔、剣道を再開した時、その道場に来られていた剣道の上手な人に、再会しました。その道場の鬼門の箇所で、打撲して、足を痛めて、痛風もあいまって、剣道を中断してからは、お会いしていませんでした。剣道人生で一番楽しかった時代ですし、又、珍しいお名前だったので、覚えていました。若いころの面影が少し残っていて、ひょっとしたらと、声をかけることにしました。懐かしかったです。知っていましたが、その時の先生は亡くなられたとおっしゃっていました。息子さんがある高校で、剣道を教えられているとのことでした。できれば、お会いできたらと思いました。むさしの心の師範の息子さんですから。道場を変えたことによる出会いでした。少し、楽しくなっていきそうな気がします。

コメント

見えない壁に臨む

2013-03-27 11:06:56 | スポーツ

本格的に壁に臨むことにしました。週一の休みを変更し、大先生の道場に通えるようにしました。少年剣道の指導を止め、本当に、申し訳なく思っています。

何かを学ぶため、何かを得るために、大先生の懐に入っていきます。いつか、ずっと続けてきた、一人鍛錬の結果を認めてもらえる日が来るかもしれません。剣道の竹刀は約500g、日本刀は約1K、倍の重さの得物を振ってきた、斬る剣道をいつかは、認めてもらえる日が来るかと思います。

新しい道場では、自身の剣道を最大限発揮することにします。現代では、異質のむさしの剣ですが、時には痛がられ、疎まれ、嫌われたこともある剣ですが、自身の剣道人生運命が培ってきた剣だけに、もうこの歳からは、迷いを捨て、自信を持つことにしました。高校時代から、竹刀二本を持った色んな素振りを続けて約50年、体を作り、手の内を養ってきた剣道に、いろいろの場面をしのいで、乗り越え、身に着いた体技・剣技に、確信を持つことにしました。これからは、遠慮せずに、自由自在に動き、あらゆる業を出すことにします。そして今まで、上の者に嫌われるので、封印していた技を復活させます。技も使わなくては、さび付いてしまうことに気が付きました。これからは、一直線の剣道だけでなく、幅のある応用業も、もっと、どんどん磨くようにします。

コメント

見えない壁

2013-03-01 12:20:20 | スポーツ

剣道では、今までいろんな壁に出会って来ました。努力と創意工夫、そして、忍耐で超えてきました。

過去、人においては、出会った誰もが、動き・剣が見える相手でした。小手のうまい人に出会い、ぼこぼこやられながらも、痛い目をしながらも、あえて、相手の間合いで勝負し、小手を打ち合いながら、やがて、乗り越え、相手の技も盗み、小手を得意技にしました。面の得意な長身の人には、ぼこぼこ打たれるので、最初は、間合いを外していましたが、これではいつまでたっても、越えられないと思い、あえて、打たれる間合いに立ち、面の打ち合いをしながら、打たれるうちに、半年後にはやがて、見切れるようになり、克服して来ました。又、年配の中心を取る、剣先の強い相手には、散々突かれながらも、自身の剣先を強くする方法を考え、鍛錬を行い、今では、中心を取る事・剣先の動きでは、誰にも、負けることがない位に、強くなりました。どんなスピードのある相手でも、慣れれば、克服できるという、自信も出来ました。誰でも、頑張れば、見える相手は、必ず克服できるものです。 

しかし、今、初めて、見えない相手に出会いました。剣道の神様が65歳になって、剣も人も素晴らしい、すごい相手に出会わせてくれました。この縁が嬉しくてたまりません。もっと早く、出会わせてくれたら、良かったのにと思っています。全く見えません、気が付いたら、打たれています。いつか越えられる壁なのか、生涯越えられない壁なのか、全くわかりません。ただ、この年になって、出会った事が、むさしにとって、剣道人生最大の幸せな出来事だと思っています。厚かましくも、むさしの心に火が付いています。心を全く、無にしたトランス状態でないと、戦えない相手です。もう、この偉大な見えない壁を前にしては、口を閉ざさざるを得ません。

コメント