むさしのけん

還暦を過ぎて剣道を再開した男の物語

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指導力と暴力

2013-01-31 10:05:26 | スポーツ

スポーツ界で暴力事件が問題になっていますが、指導する立場の者として、考えても、暴力なんて、指導者自身の不満・イライラの発散でしかありません。真に、相手のことを思えば、殴る機会、場所、強さ、相手の立場等が冷静に、考えられるはずです。むさしが高校生の時、剣道を始めた時、左足が外を向いていると、左足を、嫌というくらい、何度も竹刀で叩かれました、悪い部分を叩かれるので、暴力だなんて、全く思いませんでした。おかげで、素晴らしい左足を身につけさせてもらえました。これが本当の愛の鞭です。

昔、剣道で特別に入れてもらった、とある刑務所で、刑務官が若い少年受刑者をげんこつで殴りました。カチンときました。次の日、その刑務官を剣道で、ぼこぼこにしました。一体、何故なのか、何故こんなにやられるのか、その刑務官は泡を食っていました。私も二十歳そこそこの若かった過激な男でした。暴力なんて、誰も、相手のことを思っていません。自分の気持ちの発散でしかありません。

初心者・子供が基本・技術ができないのは、指導者の責任です。指導者が基本・技術できなければ、弟子もできるはずがありません。指導者こそ、人並み以上の、技術鍛錬修行勉強をして、理にかなった立派な剣道・居合、それぞれのスポーツを、そして、人に、教えられる正しいスポーツ理論を身につけ、自身がよい見本・鏡とならなくてはいけません。指導者として、あぐらをかいて、何も考えず、何も努力しなければ、無責任な指導者だと言えます。常に、指導法が間違っていないかと、考えてみる必要があります。特に初心者・子供は、先輩大人の真似をするものですから、自身の姿・行動にも、重大な責任があると、認識しなくてはいけません。と同時に、通り一遍の指導だけでなく、1人1人の技量に応じて、導くことのできる、大きな技量を持たなくては、指導者とは言えません。むさしもそのような指導者を目指して、頑張っています。

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抜き面復活

2013-01-29 09:50:55 | スポーツ

念願の往年の得意技・抜き面が決まり出しました。抜き面は、出頭面と違い、相手の竹刀が頭上に落ちてくる瞬間、竹刀を見切ると同時に、相手の面を打つ難しい技です。横に外せば抜き技、自身の後ろに体を裁いて打てば、余し技と言います。昔、剣道を始めたころに、振り向きざまの抜き胴を覚えるために、考え始めた足さばきが、完全に自分のものになった段階から、無意識に自動的に、抜き面も出るようになりました。昨日も、意識して、左ひざを緩めて、体の左右のバランスがよくなったときだけ、スーッと出せました。相手にとって、一番嫌な打たれ方です。自身の竹刀が、相手の面にあたる寸前に、よけられ同時に面を打たれるのですから、しかも、自身の突進力が、自分の面を、威力よく切ってしまうという皮肉さで、口惜しさが生まれます。

抜き面は、打つ方にとっては快感ですが、打たれる方にとっては、一番嫌な場面です。自身の剣は空を切り、同時に面を打たれると、次に、打って出られなくなります。今、ふわっと思いました。昔、むさしが上の者に、嫌われた技だったのかもしれません。

昨日の稽古で、体の左右のバランスがよくなった時、思いがけなく、もう一つの得意技が復活しました。高速連続打ちです。一人鍛錬では、いつも連続打ちをしていましたが、年齢的に、もう、往年のスピードは出ないと思って、諦めていました。ところが、姿勢が良くなると、急にスピードが出だしたのです。往年のスピードに近づいていました。楽しみです。小手面・小手胴・小手小手、面々・面小手・面胴、小手面胴、そして打ち落としからの面は自由自在にこなしていた高速連続打ちです。

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光明が見えて来ました

2013-01-22 13:28:59 | スポーツ

痛風のちんばで、歪んでいた矯正部分が、やっと解りました。左足腰が極端に弱っていました。3年前、家の裏の公園で、伸脚で左ひざを曲げた時、後ろに倒れてしまいました。びっくりしました。今まで、こんな事はなかったのに、これが剣道を再開するきっかけになりました。

昔、剣道で2段3段をとった時は、ラストの技は抜き胴で決めました。抜き面・抜き胴は十八番の技でした。けれど、痛風でちんばを引くようになって以来、満足するような抜き技は出せていません。右方向に、体がスムースに運ばないのです。社交ダンスをしていても、右回りに不自由していました。最近、剣道を再開してから、常に左腰を、意識するようになって、初めて、少しずつ技が出せるように、なっては来ていましたが、満足する動きでは、全くありませんでした。

原因は、ちんばで左ひざの外側を突っ張って、歩いていたため、右足に体重が乗っていたのでした。去年から、右腰を伸ばすことは考えていましたが、解決には至りませんでした。しかし、左ひざを緩めることに気が付き、実践することにより、体重が左にかかり、しっかり左腰が入り、自然に右腰も伸び、体の左右のバランスがよくなることが、今年になって、やっと実体験でわかりました。ふと、20歳の頃の、全盛時代の足腰の備えを、思い出しました。空手の兄と試合をして、右足のけりで、勝ったことがあります。この時の足腰の備えが、昔の剣道の足腰の備えだったという事を思い出しました。

まだ、意識しないと、すぐに左足膝が突っ張って、右腰が折れてしまいますが、数か月後には、意識しなくても、足腰の備えが、昔の完全な備えに戻っているかと思います。今年中に、むさしの足技・技が、全開するかもしれません。

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長所は短所、短所は長所

2013-01-13 13:43:56 | スポーツ

隣の市の体育館に出かけました。ほとんどが子供の稽古で、大好きな大先生とは、稽古も何もできませんでした。残念です。

大人の稽古は、知っている人一人だけしました。背の高い人ですが、やはり面が弱かったです。背の高い人は、上から簡単に面が打てるので、自然と、間合いが近くなります。背の低い相手に、上から手を伸ばせば、簡単に、面が打てるので、段々と、打ちも小さくなります。従って、歳を取ると、出足が無くなり、間合いも近くなります。又、自身は面が打たれにくいので、面に対する用意も、余り出来ていません。むさしの知る限り、年配の長身の人は、ほとんどが、面が弱いです。相手の剣を殺して、懐に入っていければ、いくらでも、面が打てます。

長身の佐々木小次郎が武蔵に敗れたのは、自身の刀より長い舟の櫓が飛んでくる、頭上に対する用意がなかったのかもしれません。とすると、武蔵の幾多の、実戦をくぐり抜けてきた、兵法としての強さが解ります。

逆に、背が低い人は、常に面を打たれる危険と同居しているので、それなりの用意が出来ています。又、少しでも遠くへ、飛ばないと、相手に竹刀が当たらないので、飛び込む出足が衰えることは無く、同時に、振りも大きくないと届かないので、しっかりとした打ちをする方が多いです。見栄えのある剣道をする方が多いです。8段の大先生の中に小柄な器用な人が多いのも、理解できます。

本来、長所であるべき、長身が、自身を弱らせています。反対に短所と言われる背の低さが、伸びのある剣道・幅広い剣道を作っていくという、面白い現象が現れています。

短所を乗り越えていくのは、当たり前ですが、長所を生涯生かし切る、剣道を身に付けることが、鬼に金棒にになります。背の高い人こそ、遠くへの飛び込みを、常に、意識しなくてはいけません。

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一人鍛錬

2013-01-11 11:10:50 | スポーツ

2日の初稽古以来、剣道は有りません。6日も近くの道場で、稽古が有りましたが、仕事で行けませんでした。13日にやっと剣道が出来ます。

家では十分に、足腰の跳躍鍛錬と、エビぞりからの垂直立ちの連続運動をやっています。これは、昔、ほとんど剣道が出来ない時代に、体力を維持するために、始めたものですが、剣道を何か月も何年も、していなくても、素早い相手の動きに対応できた、素晴らしい全身運動です。呼吸体力・腹筋・背筋・肩力・瞬発力が同時に付く、とても合理的な運動方法です。プロレスのスクワットに、エビぞりを加えた運動です。畳一畳有れば出来る、最も、剣道に効果のある運動です。こうした一人鍛錬が、むさしの剣道を支えてくれています。

13日は隣り市の体育館で剣道ができます。大人500円ですって、少し高いかなとも思いますが、諸経費を考えるとやむを得ません。とてつもなく強い、好きな大先生が来られます。10年以上、お会いしていません。稽古をつけてもらえるといいのですが。楽しみです。

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