ありがとう （ザスパ草津、契約満了６選手を発表）

毎年のこととはいえ、決して慣れるということはない。
今年も辛く悲しく寂しい日を迎えた。

契約満了となった選手は６人。

去り行く選手たちに、感謝とエールを贈りたい。





７　ＭＦ　林勇介

背番号７を受け継ぎ、次代のエースと目されていた若獅子。
草津ではその才能を十二分に伸ばしてあげられなかったように思えることが残念だ。
２２歳。
まだまだこれからだ。
その技術にさらに磨きをかけ、才能を存分に発揮できる日が来ることを期待しています。




11　ＦＷ　金成勇

今季の攻撃の核として得点を積み上げてくれることを期待していたが、草津でのチャレンジは残念な結果となった。
チーム事情からその能力を存分に使い切ることもできなかったのではあるまいか。
どうか、次は能力と戦術がフィットする場にめぐり合えることを願ってやまない。




16　ＦＷ　土井良太

そのポテンシャルは計り知れないといわれ、覚醒が期待されていた苦労人。
そのキャリアにかつての草津戦士たちの姿を重ね合わせ、活躍に期待していた人は多かった。
惜しい。
確かに結果は出なかった。　しかし、もう一年、チャンスを与えてあげたかった。
次の舞台はどこになるだろうか。
どこになるとしても、まだまだサッカーを続けてゆくと信じている。




18 ＦＷ　杉本裕之

昨年の伊藤選手と同じようなタイミング。
なぜこうも非情なのか。
確かに怪我は多かったが、それもようやく癒えて、さあここから、という時ではないか。

ここからだよ、ここから！
U-23から這い上がり、一度は契約満了となっても再びトップチームに名を連ねた雑草番長が大輪の花を咲かせるのは、まさにここからじゃないか！
悔しい。惜しい。
そしてなにより寂しい。
どうかどうか、サッカーを続けて、これからも、これまで以上に多くの人から愛される選手になってください。




20　ＭＦ　山本啓人

理解できない。
たしかに松下という偉大な大黒柱の影でなかなか出番は回ってこなかった。
しかしその才能と確実な成長は、ついこの間の試合でも見せつけたばかりではないか。
松下の後継者となりそうな選手として、その可能性を多くのサポーターが認知していたはずだ。
３年後、５年後の草津の中盤を支えるのは山本啓人だったのではないか？
まったく理解できない。
このクラブは選手の育成やチームの将来像をどう考えているのか。
山本啓人という可能性を手放すことは、チームの未来を霞ませる。

どうか次のチームでスタメンを勝ち取って欲しい。
対戦相手として敷島に戻ってきて欲しい。
草津戦士として松下からスタメンを奪う機会は失ったからこそ、今度は松下の前に立ちはだかる存在となって欲しい。
できるはずだ。




26　ＭＦ　栗田裕太

地元からの若い選手の加入に、草津の新しい時代の扉が開くことを期待していた。
しかしチャンスは訪れず、残念ながら契約満了。
大学へ進学し、新たな環境で修行を積み、そして、ザスパに帰ってきてください。
待ってます。






ありがとう。
貴方達のプレーとチャレンジに、たくさんの夢を重ねさせていただいた。
時に悔しく、時に楽しい、最高の時間を共有させていただいた。
新たな挑戦への旅立ちに、感謝とエールを贈りたい。

Good luck. and Enjoy!