大沼法竜師に学ぶ

故大沼法竜師の御著書を拝読させていただく

南本願寺事件

2007-11-03 04:23:41 | Weblog
ある人が「宗論に勝った証拠に破門され」と洒落ている。
勧学連中にわからないことを言えば、追放するのが、
自分たちの椅子を守る安全策だ。

それなら南本願寺として独立すると宣伝してから、
三週間で四千五百の門徒が加入したので、
書類を県庁に提出した。
驚いて総務部長は文部省に出張、文部省は
本山の総務を招喚して、僅か三週間で、
これでは早く手を打たないと、七百回忌の法要に
支障を来たしはせぬかと注意した。
当局は驚いて、新旧教務所長と組長とを私のところへ派遣して、
「本山は異安心と言ったのではない、七百回忌の法要が終われば
破門は解くから、南本願寺の独立は思い止まって欲しい」
と歎願したから中止したのだが、
あれがペテンとは知らなんだ。
(『八万の法蔵は聞の一字に摂まる』p.274-275)