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長野 別所温泉 旅館花屋 再訪(2016年8月ーその1)

2016年09月04日 | 旅行
今年8月、長野は別所温泉の

「旅館花屋」に泊まった時のことを少し書いておこう。


別所温泉は、歴史ある古刹などが点在し、

”信州の鎌倉”とも呼ばれている。


観光客が多過ぎるということがなく、

コンパクトで落ち着いた雰囲気の温泉地なので、

とても気に入っている。


この温泉地を訪れたのは、これで6回。

「花屋」を利用するのは4回目となった。

4回利用しているということは、

それだけ、自分の好みに合っているというということだろう。



和風の建築、大正ロマンを感じさせるインテリア、

シンプルだが温泉らしさを感じられる単純硫黄泉、

部屋食で落ち着いて頂ける夕食など、

気に入っている。



見慣れた宿の外観。





約1年ぶりの訪問。

変わらぬ佇まいだ。



車を止めて、ラウンジでチェックインの手続きを済ませた。




ウェルカムドリンクは、梅ジュース。




フロントなどの館内の様子は、以前、書いているので省略。

今回、泊まる部屋の入り口。




中に入ると、右手に冷蔵庫。






正面の引き戸を開けると、左手に主室、正面に次の間がある。



欄間の凝った意匠。

透かし彫りになっている。



次の間の外側には通路があり、ガラス戸越しに庭が見える。



その通路の突き当たりに内風呂への入り口があり、

その右手に手洗いがある。










内風呂の手前に脱衣場兼、洗面スペースがある。






このガラス戸の向こうが浴室。





大理石で縁取られた浴槽。

サイズは一人用。



湯使いは掛け流し




部屋に戻り、これが主室。

書院造りの落ち着いた部屋。





細工が施された障子を開けると、

中庭に面した広縁がある。






広縁のテーブルには、ルームサービスのメニューが置かれていた。

ポット入りコーヒーやビールや日本酒のおつまみセットを頼めるらしい。

これは、以前、来た時にはなかった新しいサービスだ。

今回は頼まなかったが、連泊する時などには、便利だろう。

(仲居さんは大変だろう。)




部屋に飾られていた洋画。



エアコンは、このように目立たないように工夫されていた。




今回利用した部屋は、「82番」。








ここ花屋では、部屋に名前は付けておらず、全て番号で区別している。

広い敷地に、沢山の離れが点在しており、

部屋ごとに造りが異なっているのが楽しい。

部屋のお茶請け。



丁度、別所温泉の北向観音では、イベントをやっていたので、

翌日、ちょっと寄ってみることにした。




部屋を出て、大浴場へ向かう。




敷地内には、様々な庭木が植えられている。

どうやらツツジが多いようなので、

4・5月頃に来ると見頃かもしれない。




点在する、離れをこのような渡り廊下で、繋いでいる。

この渡り廊下を歩くのも楽しい。








大浴場「大理石の湯」の前。



宿の建物が登録有形文化財であることの説明書きが掲げてある。



大浴場は、男湯女湯入れ替え制で、

チェックイン後の時間は、男湯で、夜から翌朝が女湯となる。



浴場の前の洗面も大理石でできている。




脱衣所の中には、冷水などのサーバーがある。



脱衣所の様子は1年前と変わっていない。



脱衣所のランプも、大正ロマンを感じさせる。



「大理石の湯」は、仕切りで左右2つに分かれており、

右側の浴室には、この市松模様の湯船の浴槽が一つ。






左側の浴室には、手前に四角の浴槽と、



奥に、オーバル型の浴槽がある。



この浴槽が気に入っている。



この日の湯は、薄っすらと青みを帯びて、

細かな湯の花が舞っていた。

泉質は、単純硫黄泉。

 源泉名:4号源泉

 泉温:50.9℃

 Ph:8.8

 成分総計:329mg/kg






大浴場は、この他に「若草風呂」と露天風呂があるが、

今回は、この「大理石の湯」の他は、

もっぱら部屋風呂を利用してのんびり過ごした。



今日のところはここまで、

夕食・朝食については、次回に書くとする。



旅館花屋 

 〒386-1431
 長野県上田市別所温泉169番地
 TEL 0268-38-3131


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい宿ですね (hitareri)
2016-09-12 20:52:45
いい季節になりました。
GTさん、お元気そうで何よりです。

この宿は、もしかして?
映画の「裸の大将」(山下清)の映画で使われた宿?
たしか、この近くだったはず・・別所温泉ですよね・・

いつも落ち着いた高級感のある宿に泊まられますよね・・
雰囲気がいいです・・

水曜日から田舎(島根)に所用で里帰りします。
それで、久々に温泉宿に泊まれます。
国立公園「三瓶山」の麓にある「三瓶温泉」の宿に泊まります。一泊するいと男女合わせて13個あるという浴槽に全部入れる!!
なんてね・・相変わらずガメツイ?湯めぐりになりそう~
帰ってきたら、またブログにて報告しますね
hitareriさんへ (温泉GT)
2016-09-14 00:18:36
hitareriさん、こんばんは。

少し気温が下がって、過ごしやすくなってきましたね。

しかし、徐々に冬が近づいて来ている感じが・・・、

まだ、暑い日が続いて欲しいという気持ちです(笑)


この宿は、映画の撮影で使われたのですか?

宿には、そういう説明が何処にもなかったので、

気が付かなかったです。

次回、行ったら、誰かに訊いてみようと思います。


hitareriさんは、水曜日から島根へ里帰りですか、

と言うことは、明日の今頃は温泉かな?

それも、13箇所も湯巡りできる宿とは、素晴らしい。

ところで、「三瓶山」初めて知りました。

台形の姿が優しげな、良い山ですね。

豊かな自然に恵まれた温泉宿のレポートを、

楽しみにしています。
裸の大将(山下清)撮影宿 (hitareri)
2016-09-23 10:18:47
塚地が演じた「山下清」の映画の宿は
同じ別所温泉ですが、
「臨泉楼 柏屋別荘」でした。
旅館の女将に「萬田久子」その娘に「水川あさみ」が出演してました。

GTさん
少しまえの映画なので、ご覧になったことはないですか?
別所駅の風景や、色々と別所温泉街が映像に映り
我が家が、別所温泉に初めて行った年だったので・・
再放送の番組を懐かしくよく覚えてます。
hitareriさんへ (温泉GT)
2016-09-24 23:30:29
hitareriさん、こんばんは。

映画の撮影で使われた宿は、柏屋別荘でしたか。

あの宿も木造の楼閣でとても雰囲気があるので、

映画の撮影には打って付けですよね。

そう言えば、以前、柏屋別荘に行った時に、

宿を訪れた著名人のサイン色紙が沢山飾られてました。

映画以外にも、テレビなどで色々撮影に使われているようでした。


その映画は、観たことがないのですが、

自分がよく知っている場所が映画などで使われると、

何だか、とても嬉しくなります。

それにしても、女将役が萬田久子ですか、

もしそんな、女将が本当に居たら、

相当な人気宿になりそうですね(笑)

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