温泉クンの旅日記

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天文館(1)

2009-09-20 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <天文館(1)>

 鹿児島市内での宿泊は、城山観光ホテルをチョイスした。
 なんて軽く言うと、鹿児島市では超一流ホテルだから「オォーッ、すげぇ! 
金持ちとよ」とか言われそうだが、なあにそんなことはないのだ。
 種を明かせば格安のプランがあったのである。



 19時プランというのがそれで、チェックインを夜七時の素泊まりが七千円台で
泊まれるのだ。
 鹿児島には出張で二度ほど来ていて、わたしは毎度ビジネスホテルだが、偉い
さん連中がこのホテルに宿泊することを知っていたので、そんな低料金で泊まれる
ならと決めたのだ。



 午後の三時ごろ、城山観光ホテルに着いた。
 ホテルからだいぶ離れたところにある駐車場に車をいれて、テクテク荷物を持っ
てフロントへ歩く。
 通常ならチェックインタイムだが、わたしのプランでは早すぎだ。それはわかっ
ている。
 荷物だけ預けて、天文館にでもいってブラブラしたり一杯呑んだりして七時すぎ
まで時間を潰すつもりなのである。ハナからとにかく呑むつもりなのだから車は
まずい、だから早めの到着となった。

 荷物を預けて、さて歩いて行こうかと道をたずねると循環バスがあるという。
さすが、超一流ホテルである。
 ホテルは市内の高台にあるので、目の前が桜島である。今日はすこし見通しが
悪い。



 桜島をめでながら煙草を吸っているうちに、循環バスがきたので乗り込んだ。
 バスはまず、鹿児島中央駅を目指す。



 九州新幹線がすべて開通する2011年には、ここ鹿児島中央駅と福岡市の博多駅の
間が1時間強で結ばれる。

 この駅はすこし前には西鹿児島駅といって、ブルートレインの終着駅であった。
わたしは飛行機嫌いであるので、飛行機で行くといって実際はブルートレインを
使って出張したことも多いので、非常に懐かしい駅だ。



 駅から、天文館方面に向かう。
 いろいろなお洒落な市電が走っている。



 市電の路面にも緑があるが、人工芝だろうか。




  ― 続く ―

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