本尊の大仏と両側の脇侍を、構図も考えずにパシャパシャと撮り終えて、たっぷりの満足感に包まれた。たいていどこの神社仏閣では建物内部は撮影禁止ばかりで、ましてや本尊の仏像は肉眼での観賞だけに限られるのに・・・。東大寺金堂でのこの<撮影OK>も、きっと人気寺社ベストテン1位押し上げに貢献しているに違いない . . . 本文を読む
「えっ、嘘だろ! みんな写真を撮ってるじゃんか!?」ついつい、素っ頓狂な声をだしてしまう。周りの観光客が次々と振りむいたので、慌てて口を噤んだ。信じがたいが、ここって写真を撮っていいンだ! ただしフラッシュは誰も使っていないようだ。嬉しくてついハイテンションになってしまう。 . . . 本文を読む
旅する前の下準備では、目的地(神社仏閣や名物の店など)へのマップ、アクセスと営業時間などは調べるが、それ以外の予備知識は持たずに旅をする。そんでもってはンで記事を書く段階で、後追いになるが、詳しく調べるのが「流儀」なのだ . . . 本文を読む
穏やかな池の水面をみててハタと気がつき、慌てて引き返し、池の畔から「中門」と後ろの「大仏殿」を、池越しのショットで狙う。「ヨッシャーッ! やったね!」戻った甲斐があったぞ。池の水面に建物が綺麗とは言い難いがまあまあに映りこむ、なかなかのいい構図のショットが撮れたわい . . . 本文を読む
ところで奈良の神社仏閣の人気ベスト5だが、1位「東大寺」、2位「長谷寺」、3位「法隆寺」、4位「大神神社」、5位「東大寺・二月堂」だそうだ。いや~、参詣を主目的にとしてわたしが既に訪れた2ヶ所(長谷寺と大神神社)ともランクインしているとはなんとも嬉しい限りだ . . . 本文を読む
京都のランドマークといえば、すぐ思い浮かぶのは<京都タワー>ともうひとつ、東寺の<五重塔>だろう。大阪以西への出張のとき、京都駅を新幹線が出るとすぐ左側に見えてくる塔が東寺の五重の塔だ。それを往復で、何度も何度もみた。その、京都らしいひとつの風景を瞬間に胸に刻みつけ、いつか訪れてみたいなと思うほんの滴(しずく)ほどの“念望”をその都度持ったのはわたしだけだろうか . . . 本文を読む
京都駅界隈の喧騒に近いのに、ここの静寂はまるで“別天地”である。と、侵雪橋を渡りながらつくづく思う。もしも、帰りの新幹線の待ち時間をやり繰り工夫できたら、京都旅の締めに京都駅近くのこの“別天地”を訪れたらよろしいかと。なに、1時間ちょっとあったら充分である。そうだ! 京都駅で途中下車して、立ち寄り温泉ならぬ立ち寄り庭園というテもあるな・・・ . . . 本文を読む
「さてと、そろそろ自慢の池を拝見するとしようか・・・」水を用いず、石の組合せや地形の高低などによって山水の趣を表した庭園を「枯山水」というが、朴念仁のわたしは解りやすい水を用いた庭園のほうが実は好みである . . . 本文を読む
京都府にある神社仏閣数だが、寺で3,000余、神社で1,700余の約4,700あるという。京都市内に限っても、寺で約1,700、神社で約800、合わせて2,500あるので、年に100カ所を無鉄砲に巡ったとしてもたっぷり25年掛かる。堂社物詣マニアも観光客も、それぞれ「訪れる寺社を選ぶ」のに悩みひと苦労するのは必至である。つまり堂社物詣において訪れる目標“数”は持つのは烏滸の沙汰といっていい . . . 本文を読む