温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

ニセコ五色温泉 ニセコ五色温泉旅館

2010年12月31日 | 北海道
ニセコ五色温泉はニセコ界隈に点在する温泉のひとつで、私は夏・冬と2回、いずれも日帰り入浴で訪問しました。
冬になると豪雪のため、道道66号線の蘭越町湯里~共和町老古美間や58号線のワイススキー場~五色温泉間が通行止になりますが、ニセコや蘭越の中心部方面から湯本温泉~58号と66号の丁字路~五色温泉までは除雪されているので、厳冬期でも行くことができます。


まず雪の降る日に訪問した時の様子から。折悪く吹雪いていたので、この一枚ですら撮影するのに苦労しました。
ロッジのような建物の館内は、温もりが伝わってくるウッディーな造り(迂闊にも館内の撮影を忘れてしまいました)。


浴室は2つあって、手前にあるのは2000年に設けられた展望風呂、奥は新館建設時からのお風呂である「から松の湯」なのですが、この時は湯量不足のため「から松の湯」が使用停止中だったので、展望風呂へ入ることに。
比較的新しい浴室らしく、洗い場には立派なシャワー付混合栓が設置されており、大きな窓に面した湯船も立派です。この時のお客さんは若い人が多く、おそらくスキー客なのでしょうね。でも寒い北海道のお風呂ですから、浴室内は湯気が籠って朦々としており、ちっとも撮影できません。辛うじて撮れたのがこの一枚。全然「展望」らしさが伝わってきませんね。


露天風呂もあったのですが、高く積もった雪がせり出して今にも崩れそうな状態だったので、怖くて入れませんでした。雪の壁で視界が遮られ、外の景色は何も見えません。


さて、こちらは初夏の様子。この時は「から松の湯」をチョイスし、展望風呂は見送り。


有名な温泉だけあって、お風呂はかなり混雑していました。上画像は「から松の湯」の内湯。他のお客さんが写らないように撮ったので、変な構図になっちゃいました。

 
こちらは露天風呂。改修されて間もないのか、かなり新しい湯船です。山の新緑が美しい。空気が綺麗で湯加減もちょうど良かったので、思わず長湯しちゃいました。

お湯自体は無色透明ですが、白く細かい湯の華がコロイド状に舞っているので、青白く濁っているように見えます。日によって見える色が変わることから五色温泉と名付けられたそうですが、青白い濁りの他にはどのように見えるのかしら。お湯のコンディションや周囲の環境(気象条件や光の関係など)で変色するんでしょうね。
溶けている成分が濃く、口腔内が収斂するレモン汁のような酸味と強い火山性ガス臭とタマゴ臭(つまり硫化水素臭)が感じられる、わかりやすい硫黄のお湯です。それほど酸性が強いわけではありませんが、お湯を口に含むと歯がギシギシします。弱いスベスベとした浴感でした。綺麗に濁った硫黄泉なので、温泉ファンなら誰でも好きになるお湯だと思います。


「から松の湯」の窓から外を見ると、質素で小さな五色温泉の別館がありました。2005年?にオープンした素泊まり専用の宿です。建物左側は別棟になっており屋根上に湯気抜きも取り付けられているので、明らかに浴室とわかりますね。
別館と本館の間には白く染まった大きな湯溜まりがあり、てっきりお風呂からの排湯(オーバーフロー)が溜まっているだけなのかと思ったのですが、後で調べたところ、これは「花畑源泉」という源泉の温泉池だということがわかりました。ちゃんと確認しておけばよかった。


本館の裏手にはガレが広がっていました。源泉地帯なんでしょうか。

 
(左画像はクリックで拡大)
付近には展望台が設けられ、五色温泉や神仙沼、そしてイワオヌプリが一望できます。神仙沼周辺の湿地とその背後にイワオヌプリが聳える景色はとても綺麗で神秘的でした。


ニセコ五色温泉(五色源泉)
含フッ素・食塩・苦味-硫化水素泉 79.4℃ pH3.2 200L/min(自然湧出) 成分総計5284mg/kg
(昭和50年10月26日の古いデータ)

北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ510  地図
0136-58-2707
ホームページ

日帰り入浴8:00~21:00(木曜定休)
500円
ロッカー・ドライヤーあり

私の好み:★★★
『北海道』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« ニセコ昆布温泉 鯉川温泉旅館 | トップ | 湯岐温泉 岩風呂 »

コメントを投稿

関連するみんなの記事