温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

満沢温泉

2014年10月21日 | 山形県
今回は小ネタです。あまり期待しないでくださいね★

 
野湯ファンには有名な、山形県最上町某所にある田んぼへとやってまいりました。この地域の名前は既に多くの温泉ファンによって紹介されていますので、拙ブログでも匿名にせず、タイトルにて掲載させていただきました。


 
集落を通り抜けると、田んぼが川と道路に挟まれて窄まり、三角形になっている箇所があるのですが、その一角から隣接する倉庫へ向かって配管が伸びており…


 
この先からは透き通ったクリアな水がドバドバと大量に捨てられています。その様子から、農機具などを洗うための水かと想像されますが…


 
温度を測ってみますと、29.5℃もありました。温度だけで見ても、明らかに温泉法上の温泉に該当しますね。ほぼ無味無臭で特にこれといった味や匂いは感じられませんでしたが、若干石膏らしさがあったように記憶しています。
野湯ファンはここで湯浴みしたり、あるいはお湯を浴びたりなさっているようですが、そこまでする度胸の無い私は、見学と手湯だけに留めました。


 
配管の元になっている三角形の田んぼでは、稲ではなくハスが繁殖していたのですが、試しにそのハス田に温度計を差してみたら、ここでも28.5℃という温泉法の規定をクリアする温度が計測されました。吐出口と1℃しか差がないですね。ハス田が源泉なのか、はたまた他に源泉井戸があるのか…。


 
温泉に恵まれてハスはぬくぬくと育ち、綺麗な花を咲かせていました。泥田という環境にありながら、そこで咲くハスの花って本当に美しいですよね。垂れ流しの温泉を探訪しに来たのに、この花を目にして仏教の「淤泥不染の徳」という言葉を思い出し、自分の日頃の考え方を反省せずにはいられませんでした。何やってんだ、俺…。


垂れ流しの温泉につき分析表等なし

山形県最上郡最上町某所(地図による場所の特定は自粛させていただきます)

私の好み:評価せず

コメント (2)
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