お茶でもどうぞ2

「お茶でもどうぞ」の後継です

いわき市へ

2022-09-26 19:32:46 | 日記


若い頃に行ったきり、そのままになっていて、再訪していない場所はたくさん
あります。
ちょっと時間を割けば行けるのに、思っていたのですが、今日は天気も良いし。
行っちゃおうかと思って出かけました。
家内は友だちを誘って、三人していわき市に行って来ました。高速道路に乗れば、
そのまま行ける場所です。数カ所行って来ました。

 
   
   
 

途中、北茨城市はの野口雨情の出身地ですので、高速道路の中郷サービスエリアには、
野口雨情公園があります。ゆっくり見る価値はあります。そこにある池の浅い所には
アメンボが沢山います。アメンボが多く見られる所は、いまはそうは多くはありません。
しばらく見とれていました。幼い頃、小川に沢山スイスイと泳いでいたことを思い
出しました。

 

高速から降りて、いわき市には勿来の関(なこそのえき)があります。東北へ入る
街道には三つの関があります。太平洋岸近くは此処で、内陸部では白河の関、そして
日本海側には念珠ヶ関(ねずがせき)です。
高校野球で東北の高校が優勝したときには、「優勝旗が白河の関を越えた」と言って
いました。残念なことに、この「勿来の関を越えた」とは言わなかったです。
白河の関は芭蕉も超えています。そこを通る街道がメインの街道だったのでしょうか。

 
 
ここはその昔、奥州が乱れたとき(後三年の役:ごさんねんのえき)に鎮める
為に源義家が通ったところです。彼の
 
   吹く風を勿来の関と思へども 道もせに散る山桜かな

と歌を詠んだことで有名です。勿来(なこそ)と言う語の意味は「来るな」と言う
意味だと説明がありました。そのおかげなのか、ここは歌枕の地となり、いろいろな
歌人が歌をのこしているようです。展示館があり、そこにさまざまな勿来の関に
関する資料が展示してありました。一見の価値があります。

 

関からはなれて、海に行きましたが、海の上に高く突き出た、足がすくむような
場所がありました。怖いのだけれど、見てみたいと言う人は覚悟を決めて見に行く
事になります。この立って写真を撮った所は、床下に柱は無く、ただ突き出た
廊下のような所から、勇気を出して下を見るしかありません。

 

このようにデッキが海の上に突き出ています。その先端部分あたりから下を見た
のが一つ上の波打つ様子を撮った画像です。
高速道路が出来たので、ちょっと走れば行ける所なのですが、なかなかちょいとは
行けないな~と思っていました。

 

ほかに、美空ひばりの歌で知られた塩屋崎灯台のある海岸に行きました。彼女の
歌がこの碑のあるところから流れて聞こえてきました。
灯台はこの碑の後に見える山の頂上に見えました。そこまで行くには、山のぼり
しなければならないし、時間がかかりそうなので行けませんでした。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (三面相)
2022-09-27 13:00:07
懐かしい写真の数々また行きたくなりました。
最後の美空ひばりの歌みだれ髪でしたね。
灯台の登り口に「喜びも悲しみも幾年月」
の碑もありましたねえ。
返信する
三面相さん (spa)
2022-09-27 17:17:47
コメントをありがとうございました。
私も何年ぶりだか、本当に久しぶりでした。
灯台の登り口には行かないでしまったので、
その「喜びも悲しみも幾年月」の碑は見ません
でした。惜しかった。次に行く時には忘れずに
見てきます。
返信する

コメントを投稿