ジョン・タトゥーロ初督作品。
で、共演がなんと、ウディ・アレン!
アレンは自分そのまんまの感じで、しゃべりまくり。
かかりつけの美魔女の皮膚科医との会話の中で、1000ドルの儲け話が転がり込み、タトゥーロを説得。
なんとタトゥーロに男娼になれと迫るのだ!
その相手をする女性たちのメンツがまた豪華。
美魔女の皮膚科医=シャロン・ストーン(相変わらず美脚!)
そのパートナー =ソフィア・ベルガラ( Just Gorgeous!)
未亡人 =ヴァネッサ・パラディ(ジョニー・デップの元カノ)
一方、モテるタイプでは決して無いはずのタトゥーロ...
こんな美女たちの相手が出来るのか?!?
そんなはずの彼が、「素」のままで飾らないと同時に、お客にみせる「心づくし」(おもてないし、じゃないよ!)
さすがイタリア人、つう感じ(写真)
こうして大ウソのはずが、リアルに感じられるようになる過程が面白い。
そしてタトゥーロの、世の中をみる視点の変化も見逃せない。
物語が展開される場所はタイトルにもあるように、=NY。
人種入り混じり状態のメルティング・ポット状態の中、この物語は進んでいく。
なので、事件が起こらないワケがない(笑)
というわけで事件を処理しようとするアレンとタトゥーロの掛け合いを楽しんでいるうちに、あっという間にエンディング・ロールまで到達。
観賞後、心がほっこり。
大満足とはいわないが、素敵な小品!
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なかなか良く出来た佳品でしたね。
ジョン・タトゥーロ監督作品としては、3作目になるようですよ。