柘榴坂=ざくろざか
当ブログにしては珍しく(笑)、時代劇。
この前観た西部劇(あれはひねってるけど、ね)じゃないが、とても久々!
どうせオーソドックスな展開なんだろうとと思いきや、時代が幕末→明治。
ていうか、この事件がそのきっかけに?な桜田門外の変。
この事件によって、重要課題を仰せつかっていた主人公。
この時代の大変化に順応できるのか?
というわけで、予想外に! 当ブログが追求しているテーマ「変化」に合致。
少子化時代の今後に地方 及び 日本、とか、そうした中での世界との向き合い、とか。
テクノロジーの進歩が、ヒトの行動にどんな新しい変化をもたらしている、とか。
(昨日思いついたのだけれど、以前経験した「ハドソンの奇跡」ネタで記事アップ予定)
このように、当ブログが追求しているテーマだけに、共感度がぐっとアップした。
あとで原作者が浅田次郎と知り、現代の人が書いたからそうなったんだなと納得。
キャストは中井貴一、阿部寛、中村吉右衛門に至るまで、皆良い。
ただ、妻セツを演じた広末 涼子は悪くはないものの彼女のイメージと合わない気が。
彼女はコメディアンヌ的な方が味があるような…
最後に、日本映画だから可能なネタで。
柘榴坂=ざくろざか は、今でいうと、品川駅西口正面から高輪方面に上っていく、あの長い坂。
品プリの映画館でこの映画を鑑賞し、直後に坂を登ってみる、ってのも粋かもね?
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今は直線ですが江戸時代の古地図によればかぎ型の坂。
現在の品川駅辺りは海。
第一京浜が海岸沿いの通りだったようです。
桜田濠の坂(=三宅坂)より柘榴坂の方がきついです。
<柘榴坂の方がきついです。
昔よく通ったんですが、ダラダラ長い坂道なので嫌いでした(笑)
映画がきっかけで、東京を改めて見直せるって面白く楽しいですね~