日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



1998年、ビルゲイツが最も恐れていることが密かに起こっていた。
「最も恐れている挑戦者は?」という質問への返答「怖いのは、どこかのガレージで、まったく新しい何かを生み出している連中だ」が発生したのだ。

それは、2人のエンジニアによる、アルゴリズムを元にした「検索」に関するアイデア。
ウェブのリンク構造は、偶然にではなく人々の意図的な行為の産物であること。
このリンクをたどれば、無数の大海原のようなウェブの「海図」が書けるのではないかと。
Googleのコア・アイデアが誕生した瞬間である。

一方で、2人のエンジニアがあくまでもコアで、周囲はその調整役という構造が、読み続ける中で明らかになってくる。
これに従い、それが「利点でもあり欠点でもあること」も見えてくる。
それは本書をお読みいただくことでご理解願いたい。
が、象徴的な発言でいうと例えば以下、
「グーグルの関心は、コンピュータの頭脳であるCPUにしかない。人間の頭脳を無視しているんだ」P.495に象徴されるだろう。
アルゴリズムによる「検索」も決して万能ではないのだ。

で、
そうなってくると、あの有名なDon`t be evil 「邪悪であるなかれ」も素直に受け取れなくなってくる。
対峙する既存業界が「フレネミー Frenemy」(Friend + Enemy)と呼ぶ、巨大になりつつあるが微妙なこの存在。
これを湛然な取材を通して、少しずつ「実像」に迫っている点で、強力に今お勧めの1冊であることは間違いない!

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