新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

12運の覚え方の一つ。

2020年04月18日 | 四柱・その他


上図は12運の表です。
12運は、変通星の下にあり、変通星の強さ等を表しています。

胎・養(中庸運)
長生・冠帯・建禄・帝旺(旺相運)
沐浴(荒れる運)
衰・病(弱運)
死・墓・絶(休囚運) に分けることもできます。

また、変通星とセットで見て判断します。
そして、12運が強い方が良いという短絡的な判断はしません。
例えば、比肩・劫財(敗財)等に付く12運は中庸の方が比劫の悪さが出にくいと言われています。
また、比較的吉星は旺相を喜び、傷官等は休囚運の方が傷官の悪さが出にくいと言われています。
その他、様々ありますが…。

12の意味等を覚える場合は、対角線上の12運と比べて覚えると理解しやすいかも知れません。
例えば長生の反対(対角線上)には病があります。
長生の意味には健やかとか、すくすく育つような意味がありますが、その反対側の病には、文字通り病気がちの様な意味もあります。
そして、冠帯が若く格好をつける様な星ならば、その反対側の墓は古めかしい年寄の様な意味があります。
その他、全ての関係が反対の関係になっていますので、対角線上の意味が分かると、その12運の意味も理解しやすいと思います。

人間界も同じですね…。
宇宙はミクロの世界からマクロの世界まで全てがペアシステムで出来ています。
極小のミクロの世界も陽子(+)の周りを電子(−)が回っていますし、
極大の太陽系も太陽(+)の周りを惑星(−)が回っています。
人間も男性(+)と女性(−)とで出来ていますし、鉱物・植物・動物の世界も全て陰陽というペアシステムで出来ています。
全てが陰陽というペアシステムで出来ているということは、宇宙は愛が動機で出来ていると考えることができます。
宇宙が愛のエネルギーで出来ていることに気が付くと、人生はとても楽しくなりますね…。
しかし、自分自身の心の中に、負(恨み)のエネルギーが内在すると、宇宙の中の負の部分のみをフォーカスする傾向が出てきます。
自分の内面が変わると見える世界が変わり、溢れる愛を感ずる様になるのかも知れませんね…。
自分の心が満たされていない場合は、俺が俺がと自分を中心に物事を考える様になるのかも知れません。
比肩は自我の星ですが、比肩の悪さが出ている様なものとも言えます。

本来は…
陰は陽を前提として存在し、陽は陰を前提として存在します。
男は女の為に存在し、女は男の為に存在するという考えですね…。
家庭では夫は妻の為に、妻は夫の為にだと思います。
そして、親は子供の為に生きたいと思い、子供は親に孝行したいと思う訳ですね…。
その様な家庭が理想(本来)の家庭だと思います。
男と女は丸いリンゴの半分と半分ですので、夫婦が一つになって丸いリンゴが完成するようなものだと思います。
故に夫婦は互いに必要な存在なのだと思います。
夫と妻は天と地の様なものですね…
そして、天地の間で育つのが人(子供)の様なものだと思います。

夫は妻の為に存在するのですから、妻の事を研究する必要があると思います。
妻の事が分かると、夫(自分)がどの様にすべきか分かると思います。
また、妻も自分の夫がどの様なものかが分かると、自分がどの様に夫を支えたら良いかが分かってくると思います。
夫婦は、互いの為に存在するのですから、お互いを深く知ることがとても重要だと思います。

12運の関係もそうですが、相手のことが分かると、自分が分かり、どうすべきかも自ずと分かってきます。
似たような同志の様な夫婦も居ますし、正反対の価値観を持った夫婦もおられます。
正反対の夫婦は互いに理解するまでは苦労しますが、一つになると宇宙全てを網羅することができます。

自分の命式には、自分の全ての情報が示されています。
四柱命式とは不思議なものですね…。

12運(人の一生から見た12運)

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