新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

世界の有名人、励みになる言葉。

2018年05月09日 | 今日の出来事


ネットに、「世界の有名人が残した、人生の励みになる言葉」というものがありました。
そこで、その有名人の命式を出してみました(生時不明の三柱ですが…。)
命式は、上図 左上から右に順番に1.2.3.4.5、そして、左下から右に順番に6.7.8.9.10です。

1.マヤ・アンジェロウ(Maya Angelou 1928.4.4.-2014.5.28. アメリカ合衆国の活動家、詩人、歌手、女優)
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアと共に公民権運動に参加。1993年、ビル・クリントンのアメリカ合衆国大統領就任式にて自作の詩を朗読した。2011年、大統領自由勲章を受章。2014年5月28日満86歳で死去。

彼女の有名な言葉の一つ…「たとえ何が起ころうと、どれだけ今日がひどい日に思えても、人生は続く。そして明日はもっと良くなる」。

彼女の命式は、日干:甲の月上に敗財 帝旺(羊刃)と、偏財とが並ぶ命式(三柱ですが…)。
小さい頃の家庭環境は厳しかったと思います…。その逆境を乗り越えて、偉大な人物になったのだと思います。
苦労は人を作ると思います。


2.ネルソン・マンデラ(1918.7.18.-2013.12.5.南アフリカで、初めて民主的に選ばれた大統領で、ノーベル平和賞の受賞者。)マンデラ氏は、アパルトヘイトとして知られている南アフリカの人種隔離政策に反対する闘争活動のために、27年間を刑務所で過ごした。1990年に刑務所から釈放されると4年後には大統領になったが、1期のみ在任して大統領の座から身を引いた。

彼の言葉の一つ…「人生を妥協して過ごすのは生きているとは言えない」・「私は自分の運命の主であり、自分の魂の長である。」

彼の命式は、日干:丙の天干に傷官と食神とが並ぶ仮傷官の並び(三柱ですが…)。
直観力に富み、神秘的なものに興味を持った人だと思います。


3.クリストファー・リーブ(1952.9.25.-2004.10.10。満52歳没)
映画『スーパーマン』の主役を演じたことで最もよく知られている。
1995年5月27日、ほんの一瞬の間に起こった落馬事故で、彼の世界は崩れ去ります。
趣味で出場した乗馬の大会で、馬の背から放り出され、頭から落下したリーヴは、第一、及び第二頸椎を骨折し、首から下の全ての感覚を失いました。
自立した呼吸も不可能となり、残りの生涯を通しての人工呼吸器の装着を余儀なくされました。
自殺を考えたリーブだが、妻や友人の支えで立ち直り、クリストファー・リーヴ基金を設立し、脊髄神経を損傷した人々の代表として運動を推進させてこの世を去った。

彼の言葉…「ひとたび希望を選べば、何事も可能になる」。『ヒーローとは何?』と聞かれて、「どんな障害にあっても努力を惜しまず、耐え抜く強さを身につけていったごく普通の人。」

事故に遭ったのが敗財の流年、そして比肩 絶での別れだった…。


4.スティーブ・ジョブズ(1955.2.24.-2011.10.5。アメリカ合衆国の実業家、資産家、作家、教育者、アップル社創業者、元CEOで、アメリカ国家技術賞を受賞。)
iPhone-Appleの創業者。

彼の言葉の一つ…「やりたいことがまだ見つかっていないのなら探しつづけなさい。本当にやりたいことが見つかった時には、不思議と自分でもすぐに分かるはずです。見つけてもそこで絶対に立ち止らないことです。それは素晴らしい恋愛と同様で年を重ねるごとにどんどん良い形になっていきます。」

彼の命式は、日干:丙で、天干に食神と印綬とが並ぶ命式。土の食傷が太過し、直観力に富んだ才能の星。


5.レオナルド・コーエン(1934.9.21.-2016.11.7。カナダのシンガーソングライター、詩人、小説家。80歳を超えた後もアルバムをリリースするなど精力的に活動。)

彼は、1966年に出版した「Beautiful Losers Leonard Cohen」という小説の中で「尿意がある時に決断を下してはいけない。」という賢明なアドバイスを読者に示しているらしい。重大な決定は熟慮して行えということだと思う。

彼の命式は…日干:乙の偏印と劫財とが天干に並ぶ命式(勿論、三柱ですが…)。
この並びは、学問・芸能などでの才能を持つ人が多く、自分なりの拘りがあり、それが長所にも短所にもなる場合がある。幼くして父親と死別したのは、年上に分離を表す劫財があるからかもしれない。


6.アルベルト・アインシュタイン(1879.3.14.-1955.4.18.ドイツ生まれの理論物理学者)
特殊相対性理論および一般相対性理論、相対性宇宙論、ブラウン運動の起源を説明する揺動散逸定理、光量子仮説による光の粒子と波動の二重性、アインシュタインの固体比熱理論、零点エネルギー、半古典型のシュレディンガー方程式、ボーズ=アインシュタイン凝縮などを提唱した業績などにより、世界的に知られている偉人。

彼の名言には…「創造力は知識よりも重要だ。知識には限界があるが、創造力は世界を覆う。」・「どんな条件であれ、私には確信がある。神は絶対にサイコロを振らない。」・「誰かのために生きることにのみ、生きる価値がある。」

彼の命式…日干:丙の天干に敗財と傷官とが並ぶ命式。
五行では印綬傷官の形となっている。


7.ココ・シャネル(1883.8.19.-1971.1.10。20世紀を代表するフランスのファッションデザイナーで、ファッションブランド「シャネル」の創業者。)
生い立ち…フランス西部ソミュールの救済病院で生まれる。シャネルが12歳の誕生日を迎える前に母のジャンヌが病死、行商人の父アルベールに捨てられ、孤児院や修道院で育った。田舎町ムーランでお針子として18歳で孤児院を出た後、当時つきあいのあった将校たちに連れられ、グラン・カフェで歌手になりたいと夢見るようになる。
「ココ」は愛称で、情熱を実行すべく、お針子仕事の傍ら、歌手を志してキャバレーで歌っていた「Ko Ko Ri Ko(コケコッコウ)」と、「Qui qu'a vu Coco dans le Trocadero(トロカデロでココを見たのはだれ)」という歌の題名にちなんでつけられたもの。
その後、歌手を目指しヴィシーでオーディションを受けるも、落選ばかりであったために芸能界への道はあきらめた。この頃交際していた将校であるエティエンヌ・バルサン(en)に伴われてパリ郊外へ移り、友人達の社交場となったバルサンの牧場で過ごす。退屈しのぎで制作していた帽子のデザインがそこで認められ、バルサンの援助により、1909年、パリ17区マルゼルブ大通り(fr)160番地で、帽子のアトリエを開業する。(wikipedia から)

ココ・シャネルの名言…「美しさは、あなたがあなたらしくいると決めた時に始まる」・「私の人生は楽しくなかった。だから私は自分の人生を創造したの」・「20歳の顔は自然からの贈り物、30歳の顔はあなたの人生。でも、50歳の顔はあなたの功績よ」・「人生は1度きり。だから思いっきり楽しむべきよ」。

彼女の命式は…日干:乙の正官と偏印との並びの命式。
偏印は学問・芸能等の才能の星。才能を社会で発揮する命式ともいえます。


8.ボブ・ディラン(1941.5.24- アメリカミネソタ州出身のミュージシャン)
「風に吹かれて」「時代は変る」等、他多数の楽曲により1962年のレコードデビュー以来半世紀以上にわたり多大なる影響を人々に与えてきた。現在でも、「ネヴァー・エンディング・ツアー」と呼ばれる年間100公演ほどのライブ活動を中心にして活躍している。また、グラミー賞やアカデミー賞をはじめ数々の賞を受賞し、ロックの殿堂入りも果たしている。
長年の活動により、2012年に大統領自由勲章を受章している。
2008年にはピューリッツァー賞特別賞を、2016年10月には歌手としては初めてノーベル文学賞を授与されることが決定。発表からしばらく沈黙を守っていたが、同月28日に授賞を受け入れると発表した。

彼の言葉…「やらなきゃいけないことをやるんだ。そうすればうまくいくさ。」・「あなたの心に従ってゆきなさい。そうすれば最後にはきっとうまくいく。」・「すべての美しいものの陰には、何らかの痛みがある」。

彼の命式…日干:壬の、天干に敗財と印綬とが並ぶ命式。
この並びは、印綬という才能で生きる星。月上に敗財があることで、印綬の才能が引き出される。日本人歌手 美空ひばりさんの命式も、三柱では印綬と敗財とが並んでいました。


9.マリリン・モンロー(1926.6.1.-1962.8.5.満36歳没。アメリカ合衆国の女優・モデル)
典型的な「金髪美女」役を演じたことで有名な彼女。
1950年代で最も人気のあるセックスシンボルの一人であり、セクシャリティに対する時代の態度を象徴していた。
彼女は1962年に予期せぬ死を迎えるまで、わずか10年ほどの花形役者だったが、彼女の映画は2億ドルの収入を得ていた。
ロサンゼルスで生まれ育ったモンローは、幼少期のほとんどを里親と孤児院で過ごし、16歳で結婚した。
戦時中、1944年に工場で働いていたが、第1映画部隊の写真家に紹介され、ピンナップモデルとしてキャリアに成功した。
その後、20世紀フォックス(1946年 - 47年)とコロンビア映画(1948年)と短期間の映画契約を結んだ。
1962年8月5日、ロサンゼルス郊外のブレントウッドにある自宅の寝室で全裸で死亡している所をメイドが発見した。
36歳没。死の直後、マスコミでは「死因は睡眠薬の大量服用による急性バルビツール中毒で、自殺の模様」と大々的に報道。世界に多大な衝撃・悲嘆が駆け巡った。

彼女の言葉…「私はこれまでの人生でずっと『私は愛されない人間なんだ』と思ってきたの。でも私の人生にはそれよりもっと悪いことがあったと、はじめて気がついたの。私自身、心から人を愛そうとしなかったのよ。」・「私は成長するにつれて、自分がほかの子と違うことに気づいたの。私の生活には両親からのキスもうれしい約束もなかったから。」・「私がこの世で何をおいても求めているものは、愛し愛されること」。

彼女の命式は…日干:辛の天干に食神と正官とが並ぶ命式。食神と官星との並びから、男性からの人気がうかがえる。
食神が中心星の彼女にとって、偏印の大運は注意の時期ともいえます。
1962年の彼女の大運は己丑 偏印。しかも四柱本体の巳酉と大運支とで、金局する大運でもありました。


10.オードリー・ヘップバーン(1929.5.4.-1993.1.20. 英国人でアメリカ合衆国の女優。
ハリウッド黄金時代に活躍した女優で、映画界ならびにファッション界のアイコンとして知られる。
アメリカン・フィルム・インスティチュート (AFI) の「最も偉大な女優50選」では第3位にランクインしており、インターナショナル・ベスト・ドレッサーにも殿堂入りしている。
ヘプバーンはブリュッセルのイクセルで生まれ、幼少期をベルギー、イングランドで過ごした。
オランダにも在住した経験があり、第二次世界大戦中にはドイツ軍が占領していたオランダのアーネムに住んでいたこともあった。
かって、ヘップバーンは、自身のことをこう述べた。「私はちょっと面白い外見をしてると思うの。映画女優に求められる資質も、女性らしい均整のとれた体つきもしてないわ。」…彼女は母親から「魅力が無い」と、言われ続けていたらしい。しかし、彼女はその言葉に囚われず、それを自分の個性として活かした。

彼女の言葉…「私は自分のことをファッションアイコンだなんて考えたことないわ。他の人がそう思っていても、私はそう思っていないの。私は私なりの人生を生きるだけ。」・「何より大事なのは、人生を楽しむこと。幸せを感じること、それだけです。」・「わたしの最大の願望は、いわゆるキャリアウーマンにならずにキャリアを築くことです。」

彼女の命式は…日干:己で天干には劫財と比肩(帝旺)が並ぶ命式。五行にも土の比・劫が4つも固まる。
美人には比肩・劫財が多いものですが、それが、存在感ある個性として発揮されていると思う。

自分の「命」を知って、それを如何に活かす「立命」かが重要だと思います。
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5 コメント

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いつもコッソリおじゃまさせてもらってますm(_ _)m (◯)
2018-05-10 06:33:12
おはようございます!

いつも有り難うございます(o^^o) 感謝☆(*≧∀≦*)\(^o^)/

今回の記事、メッチャ 己好みでした☆

又、楽しみにしておりますね!

ありがとうございます♪(о´∀`о)
Unknown (Unknown)
2018-05-11 06:46:46
日干:己さんですか…?
どなたですか…。
励みになります。
有名人の命式と先生のご解説 (伽耶)
2018-05-25 04:16:57
今年のはじめに【傷官星と心理学(高木乗 先生の講義から)・・・2】という記事でコメントを頂いた者です。
いつも楽しく拝見しております。
マリリンとオードリーは昔から大好きだったので、先生の解説を読むことが出来て感激です。
マリリンは傷官っぽいイメージを持っていたのですが、三柱で見る限り無いのですね。食神は彼女のパブリックイメージそのものですね!
オードリーの比肩劫財(そして年の十二運が帝旺!彼女は貴族の血筋であったはず)、ココシャネルの偏印など、初心者でも「なんだかわかる気がする」結果で嬉しくなりました。
最近、四柱推命を勉強していて不思議なのが、全くルーツの異なる他の占法(姓名判断や顔相・手相〉で占ってみたとき、結果がリンクすることです。
先生は他の占いを試されたことはございますか?
また、西洋占星術についてどう思われますか?
お時間あるとき教えていただければ幸いです。
更新たのしみにしています!それでは…
伽耶様へ (Unknown)
2018-05-29 17:49:12
オードリーは貴族の血筋ですか…?
年柱の十二運が帝旺…なるほどですね。
貴重な情報をありがとうございます。
西洋占星術ですか…私の生徒さんに、インドや西洋占星術のプロがおられます。リンクするところもあるし、しないところもあると思います。
一人のお子さんを見る時に、母親から見た場合と、父親から見た場合では、少々見方が変わりますね…。
その様なものかも知れません。
Unknown (伽耶)
2018-06-21 00:14:57
お返事いただきありがとうございます。
プロの方にする質問として、些か不用意であったかと書き込み終えてから思ったのですが、
わかりやすく、納得のいくシンプルなご返答をいただき、恐縮です。

発祥の国によって、なにを良しとするのか、同じ特性でも捉え方が違ったりするのを、興味深く感じます。
まるでその国の国民性の哲学のようだと思います。
そして大枠で俯瞰でみたとき、相反する結果すら本質は同じことを言っているような気がする時もあります。

子とその親の喩え、素敵です。腑に落ちました。
ブログの更新を楽しみにしておりますね。
ありがとうございました。

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