新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

冲・刑は命式の傷の様なもの。

2020年09月20日 | 四柱・その他
子供の心に一番の影響を与えるのが母親です。
小さな子供にとって、お母さんは太陽の様に明るく、いつも笑っていて欲しい存在だと思います。
その様なお母さんに、自分の情(心)を受け留めてもらって育ったお子さんは、お母さんが大好きだと思います。
そして、お母さんがお父さんを尊敬していれば、子供の心は、自然にお父さんにもつながると思います。
お母さんの存在…大きいですね!
やはり、家庭の主役はお母さんなのだと思います。
夫が仕事で疲れて帰った時には、母の様に優しく受けとめ、
夫が元気いっぱいの時には、妹の様に甘えることも出来る…
その様な関係はとても素敵だと思います。
その様なお母さんの命式はどんな命式なのでしょうか…?

一般的な考えですが…
変通星では…
・命式本体に良い財星を持っている。…財星は家庭性や優しさを表す。
 その財星が、命式の主体の星ならばなおさら良いと思います。
・命式本体に、夫を表す良い正官を持っている。…女命では正官は夫を表す。
 官星は天干よりも地支が良いかも知れません…。
・命式本体に、良い印綬を持っている。…印綬は母親や身内を表す。
 その印綬が良く働けば、母や身内から愛される運があるとも言えます。
・命式本体に良い食傷(特に食神)がある。…女命では食傷は子供を表すします。
※ この様に考えると、特に女命の場合は、比肩→食傷→財星→官星→印星と、五行のバランスが良いのが嬉しいですね…。

また、四柱の各柱では…
・年柱は先祖(祖父母や霊的なバックボーン)という意味があり、
・月柱は親(月干は父、月支は母)を表す位置で、
・日柱(日干は自分で、日支は配偶者)
・時柱は子供を表す柱と言われています。

※特に地支(十二支)は家庭内の事を表し、年月日時の四柱の12支が冲や刑の関係でないのが良いと思います。
例えば、年支と月支とが冲をしていますと、先祖と親との関係に「傷」があるとも読む事ができます。
刑や冲が多い場合は、命式という遺伝子に傷が付いている様なものかも知れません。
刑や冲の場所にもよりますが、先祖と親、又は親と自分、そして自分と子の関係に傷が入る場合もあるかも知れません。

反対に、支合や三局している場合は、先祖や親や子供との関係が深い(繋がる)とも判断できます(実際の鑑定は、命式全体や行運を見る必要がありますが)。

陰陽五行の理屈で言いますと、少し難しくなりますが…
簡単に言えば…
・先祖(祖父母)が好き。
・父母が好き。
・配偶者が好き。
・子供が好き。
と、いう事ですね…。
この、好き!ということがとても重要です。
・先祖が好きで、尊敬している。
・親が好きで、親を尊敬している。
という事ですね…。
好きで、尊敬しているということは、「正しい愛」で愛されてきたということだと思います。
正しい愛(宇宙の原則に合った愛)で愛された人の魂(心)はすくすくと素直に育ちます。
そして、配偶者や子供に正しい愛を注ぐことが出来ると思います。

ところが、そうでなかった場合…
自分の中に、より大いなるものの愛が入り難くなる場合も多いものです。
その結果として、配偶者に対する要求や子供に対する要求が強くなる場合も出てきます。
自分では、可愛いわが子を愛しているようで…実は、自分が小さい頃認めてもらえなかった内容を子供に要求している場合もあります。
優しい子供は、小さい頃は親の言うとおりに従いますが、大きくなると親と一緒に居る事に居心地の悪さを感じる様になる場合もあります。

自分と親との関係が良くなり、配偶者との関係や良くなると、自分の心に愛が溢れて、子供との関係もスムーズになるかも知れませんね…

自分の心(魂)が変わると、配偶者や子供との関係が良くなると思います。

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