数年前、心の病を患った友人が、精神のよりどころにしたという本を譲ってくれた。
小林正観 「22世紀への伝言」という一冊
なぜ譲ってくれたかというと、自分の周りの人たちに少し不満を持ち始めている私・・・を心配したのだと思う。
年老いていく親、結婚しようとしない娘、私生活では人にばかり頼る主人
仕事から離れ、四六時中家族の中にいるとつい気にしてしまう、
一度読み終えて、2度目に入り、少しずつ気分が落ち着いてきた気がする。
要は、心の持ち方
世の中のことは、思いどうりにならなくて当たり前・・・と思っていると、腹は立たない。
不幸や悲劇という現象が存在するわけではなく、そう思う「心」があるだけ
感謝と笑顔を投げかけ、思いを持たず、流れに任せて生きる。
そうすれば、よき仲間に囲まれ、喜ばれる存在となって人生を歩ける。
辞書を引くように項目を選んで、時々の「心」を落ち着かせている。
友人に感謝!