「真民先生」今日3月6日の「一日一言」は、
「鈴」
鈴は中が空っぽで玉が入っている。だから、いい音を出すのである。
この玉が真民流で言うなら「念ずれば花開く」八字十音である。
母はこの言葉をいつも心の中に持っていた。だから母の声はどんな苦難苦闘のなかでも朗らかで、リンリンとした張りがあった。
五人の子供達は、この母の鈴のおかげで、貧乏の中にあっても卑屈にならず、暗い人間にもならずに育った。
ちなみに昨日の一言は、
苦難は 神の愛 喜べ 喜べ・・・・・・でした。
苦難を喜びとするには、大分人格不足がありますが、一時話題になった「佐賀のがばいばあちゃん」や、真民先生のお母様には苦難を当たり前として受け入れ、前向きに生きていく素晴らしい人間像を感じます。
私たちの時代は、戦後の高度成長期に結婚子育てをしてきましたので、比較的安易に生活を楽しんでこれたと思いますが、高度成長期に育った苦労を知らない子供達には、これからの時代はちょっと苦難が伴うかもしれませんね。
戦前は、「時給自足」が、可能でした。
しかし,今のサラリーマン社会には、「時給自足」は出来かねます。
何事にもお金は必要ですが、「食料不足」の到来に備えて、田舎暮らしもいいかも知れません。
社会の変化に、敏感に対応できる感性を養って「ゆでガエル」にならないようにしよう!