MSN産経ニュースにこのような記事が出ていました。
「ポニョ」の舞台めぐり論争 瀬戸内の景勝地、鞆の浦で(2008.9.23)
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080923/trd0809232055016-n1.htm
ようは「崖の上のポニョ」を制作したスタジオジブリ側は「映画のモデルとなった場所を特定すればファンが殺到して迷惑をかける」として、「鞆の浦が舞台」とは断言していないが、ファンの間では鞆の浦を特定するシーンがあるので間違いないと思っている。鞆の浦の人と宮崎監督との交流も続いている。しかしながら福山市は「スタジオジブリが『鞆の浦が舞台』と断言していない」から具体的なPRなどは過去もこれからも行う予定はない。としているのです。
観光で町をPRしている尾道に住んでいる者として、すぐ隣の町に住んでいる者として、どうなのかなぁ? と思った次第です。とりあえず架橋問題とクロスさせたくない市側のちょっとしょんぼりな意見にしか見えませんでした。鞆の浦の架橋問題は色々と言われていますが、私としては基本的にはこの件に関しては中立の立場を取っています。町並みを取るか利便さを取るか、鞆の浦や福山の人が決めることだとも思いますし、なんと言っても自分の尾道ブログで論争をして欲しくない(苦笑)
ただ、橋を架ける架けないは別として市側の対応には疑問点がつくことが多いと思い、今回記事にしました。市側があまりにも架橋ありきで話を進めすぎているように感じているからです。橋を架けるとしてももう少し市民に説明をしてからの方が良いと思っただけなのですが。
お隣の町のことですのでよくわからない部分もありますが、現尾道市長は結構市民レベルのところまでやってきます。尾道市主催のイベントはもちろん、市民主催のイベントでも来賓ではなく単なる来客としてふらっとやってきます。そういう市民と同じ目線で見て考えることは必要なのではないでしょうか? その上で橋を架けると言えば論争には(あまり)ならなかったのではないでしょうか?
何度も言いますが、私自身は架橋に賛成とも反対とも言っておりません。ただ、福山市は市民レベルの目線でものを言っていないような気がしただけなのです。橋を架けるにしてももう少し言い方はあると思います・・・