うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

こころの美しさ

2011年03月23日 | 日記
震災を東北地方を襲った日から2週間近くが経ったが
毎日のように流れる避難所からの映像を見ていて感心してしまうことがある。

それは、テレビのインタビューに答える避難所の方々のコメントの多くが
『有難い』という【感謝のことば】であるということだ。

「苦しみ」ではなく「感謝」の気持ちなのである。

「私たちのために食事を提供していただき、本当にありがたい・・・」
なかには涙をうかべて答える方さえいる。



東北の方々、特に高齢の方の「こころの美しさ」に心から敬意を表します。


海外で被災者の冷静かつ穏やかな行動が賞賛されているそうだ。
これも東北の方々ならではなのだと思う。


それに比べて我々はどうだろうか・・・。

食品の買い占めに、東京の都心でガソリンスタンドに並ぶ人々(こんな時でもクルマ使わなきゃだめかなぁ)。
今日にいたっては「乳児」に限っての水の使用制限だったにも関わらず
一瞬で店頭からミネラルウォーターが消えた。

東京に暮らす人々のモラルとはこんなものか。
被災者の方々に対して恥ずかしい限りだと思います。