うちの芝生が一番青い

Tokyoに暮らす、ごくごく平凡で標準的な【ナイスサーティーズ】の奮闘記。

残念

2011年03月07日 | 日記
前原外務大臣が辞任してしまいました。
外国人の方からの「わずか25万円の政治献金」の責任をとって。

今回のこの騒動を眺めていて、野党の代表クラスが凄い勢いで責め立てているのが滑稽に見えてしまった。
国民のため、国のために選ばれている人々が「足の引っ張り合い」に凄いエネルギーを使っている。


確かに法律に触れることをした前原さんには責任があるのは事実。

でも中学生の時から親しくしている方から受けた「25万円」に
ここまで「目くじら立てて怒る」のはちょっと普通のことじゃない。

この人たちってこんなことをするために、国民の代表に選ばれたのだろうか・・・。
本当に大変な状況にあるこの国を導く立場にあるなら、もっとやるべきことがあるのでは。


実際「外務大臣」という重要なポストが突然辞めちゃっても、政治が回っていくというというのは
一向に「官僚主導型」の政治のシステムが変わっていない証拠なのだと思う。

また、これだけコロコロと「首相」や「外相」が変わる国と まともな話し合いなんて出来ない。
国際社会に対して恥ずかしい限りだと思う。



僕は前原さんのことを少し応援していた。

「世間知らずのボンボン」なんてマスコミから揶揄されてるけど、実際はそうじゃないと思う。
中学生の時に自殺でお父さんを亡くし 貧しい中、奨学金を受けて京大まで出た努力家。

自らの政治理念を持ち、松下政経塾時代から「将来外務大臣になる!」と公言していたそうだ。



完璧な人間なんて一人もいないと思う。
僕たち国民は政治家や政治に対してナーバスになりすぎてると思う。

くだらないメディアの記事にあれこれ惑わされることなく
事実を見て、自分の考えで、しっかりこの国の政治に参加する。

僕も含めて、「この単純なこと」ができていないことが、
この国の政治が迷走する一番の原因だと思います。


残念!