おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

5670Wパラプッシュプルアンプ改造の経緯

2015年09月08日 | 真空管アンプ
本当は差動アンプ(もどき)にしようと思って改造を始めたのだった。
M2-PWTの1次0-120V間にAC100Vをつないで+B電圧を下げ、
ヒーター直列抵抗を調節し、エミッタフォロア付にした。
ところがオシロで波形を見ると0.1Wも出ないことがわかった。
+Bの電流が足らない他にも何か原因があるらしい。
だからDEPPに戻すことにし、M2-PWTの結線とヒーター抵抗を
変更前に戻した。
ここでたまたまOPTの1次インピーダンスを8KΩから16KΩに変更する
のを思いついたわけ。そしたら出力が0.5Wから1.4Wに増えた。
差動アンプ(もどき)の時に気づいていたら出力が0.1Wより増えた
かもしれないけど、また改造するのは面倒だから思いとどまった。

私は出力段が差動よりDEPPのほうが好みに合うのがわかっている。
DEPPは原理的に差動より劣るなどと決めつけることをせず、DEPP
でも特性改善でどうなるのか実際に確認することが大切だと思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする