役立つ情報満載!温浴施設BLOG

温浴施設の開発から運営をサポートするコンサルタント会社です。施設の開発・運営に役立つ情報を更新していきます。

多くのご来場ありがとうございます。

2010-12-03 13:43:30 | 日記
11月26日(金)にレジャー産業展の中で、セミナーを行いました。
150名超の方々に来ていただきました。ありがとうございます。
毎回お話するのですが、人口集積地で足元人口だけに頼った出店計画はリスクが大きいとお話していますが、いまだに理解できない方がいらっしゃるようなので、今回は具体的に例を挙げご説明いたしました。
ご理解いただけたでしょうか。
人口集積地で温浴施設を造っても必ず、競合の施設が後からできます。
現在競合施設がある中に、大型でスッペックの高い施設を計画している方もいるようですが、既存の施設も頑張るので、計画道理にはいかないはずです。
温浴施設は10年20年と運営するものです。始めの2、3年はいいのが当たり前です。
本当に儲かるかは、最低5年はやってみなければわかりません。
オープンからずーっと儲かる施設はほんの一握りです。
10年も持たずに撤退する施設のほうがずーっと多いです。
なぜ、長期的展望に立って計画できないのか不思議でなりません。
そんな現状の中、どのようなところで造ればうまくいくかも具体的に例をあげて説明いたしました。
また、既存店の立て直しの話もしました。
競合が多くなり、経営的に厳しいところが増えています。
まず、客観的に自分の施設を見ることから始めます。
出来そうでなかなか実際には、自分の施設は自分では見れません。
客観的に第三者に見てもらうことも重要です。
施設内容で他の施設に劣っていても、いくつか方法はあります。
100施設には100通りのリニューアル方法があると思います。
また、投資しても、現状維持が精いっぱいで、売り上げ増の見込めない施設もあります。
コンサルタントと言ってもスーパーマンではありません。
投資しても難しいものは、閉店をすすめるものもコンサルタント仕事だと思っています。
11年間で19の施設の設計、運営を行ってきましたが、私ほど多くの失敗をした人間はいないと思います。
運営を経験した人間が設計するのが一番いいのですが、建築士で運営を行った人間はほとんどいません。
最近は計画地、プランを見ればだいたい想像できてしまいます。
繰り返しになりますが、10年先も儲かっている施設を計画しましょう。