七月の定例句座は先月の展示会の打ち上げと称して例年のようにヤジロベエで行った。 開会、先ずは反省会の一言づつ。色紙や短冊に句をしたためる苦労話や、来訪者の誉め言葉、白いバックの壁に黒の板は良く映えたことなど、私の順番では「終わりよければすべて良し」であったけれど黒板の順序の掛け違いや百枚の印刷物の刷りなおしなど、先生やIさんに何度もお骨折りをかけたことのあやまりを言いSさんは芳名録の署名が三年間で一番多かったことを喜んだ。
句会になると、嘱目の持ち寄りの句は二句で三句選であった。
イベントの席題は先生が達筆の「筆」という書を襖にはられた。
食事を楽しみながらなのに日ごろの研鑽よろしく
○ 半夏生友の文待つ筆不精
○ この道と共に筆あり夾竹桃
○ 品書きの筆あと流る夏料理
○ 父の日や絶筆の文読みとけず
などと良い句が沢山出た。
私と来た日には、イマジネーションの足りなさで「筆」なら本物の筆しか浮かばずなぜ「ひつ」と読めなかったかそれに頭が行けば
「筆談の字の確かさや梅雨さなか」と今日か明日にでも見舞いに行こうと思っている妹のことを詠めたのにと瞬間的な真剣さがおしゃべり過ぎて足りないなと反省した。
もう夏は其処まで押し寄せて来ている。
俳句 木下闇老いを隠して句座に行く
句会になると、嘱目の持ち寄りの句は二句で三句選であった。
イベントの席題は先生が達筆の「筆」という書を襖にはられた。
食事を楽しみながらなのに日ごろの研鑽よろしく
○ 半夏生友の文待つ筆不精
○ この道と共に筆あり夾竹桃
○ 品書きの筆あと流る夏料理
○ 父の日や絶筆の文読みとけず
などと良い句が沢山出た。
私と来た日には、イマジネーションの足りなさで「筆」なら本物の筆しか浮かばずなぜ「ひつ」と読めなかったかそれに頭が行けば
「筆談の字の確かさや梅雨さなか」と今日か明日にでも見舞いに行こうと思っている妹のことを詠めたのにと瞬間的な真剣さがおしゃべり過ぎて足りないなと反省した。
もう夏は其処まで押し寄せて来ている。
俳句 木下闇老いを隠して句座に行く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます