二十二日のブログに同窓会の事を書いたことがある。
ある朝いつものように、何気なく中日新聞を繰っていて、「虹」の欄に目がとまった。
世の中にはこんなに似た人が居るのねーこの人も着物の女性だしとつらつらその顔を見ると、なんと先日の同窓会の幹事のМちゃんではないか。
タイトルは「真心の花を署に届けて二十五年」夫婦が洋ランを手にして写っている。「警察が地域に寄り添う姿勢を感じるから」「洋ランには根強いという意味があるんや粘り強く頑張ってちょうだい」と署員を励ましての二十五年であったとある。
同窓会も一人でしきり、私には料理に出ている自分の鮎の煮つけを店の人にパックに入れさせて持たせてくれた。
美人で気の利くМちゃんならではである。
早速電話をかけて「あなた人生に華を咲かせたわねー」とお祝いの言葉を言ったが言葉足らずの私の言い方では、こちらの「人生の」と言う意味が洋ランとだぶって意味が伝わったかしらと、電話を切ってからそぞろ気になった。
俳句 洋ランを抱きて署まで秋日和
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どちらも良い言葉ですね。
特に、電話だと話す先から消えて行きますからね。
日本語は難しいし奥が深い。
先日の駄句。
月光を背(せな)に糸吐き夜なべせり
この場合「糸を吐射ている」のはどちらでしょうか。
① 蚕 ② 蜘蛛
このエッセイと同様に、どちらにもとれて、俳句も日本語同様に奥深い。
誤…「糸を吐射ている」
正…「糸を吐いている」
大変失礼いたしました。