おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

十月 (1)スズメ蜂の巣のその後

2017-10-05 19:31:08 | Weblog
"(1)すずめ蜂の巣はその後、息子と話のついた業者の若い青年二人が来て、刺されないように、白の上下のかっぱを着て大屋根の三角部分に張りついている巣をごとごと屋根の上をあるいて、ていねいに駆除してくれた。
 三層にも四層にもなっていたとビニールに入れた中身をみせてくれたが、最初からすると一ヶ月もかかっていたので、かさかさしていてうじ虫などは見えなかった。
 黄色スズメ蜂の残骸をみせてもらうことを忘れた。
若いのに礼儀正しい青年たちであった。すっきりした。

(2)そんなこんなで九月は泣きたくなるようなことが、次々起きたので十月は良い月にしたいと思って居る内にもう今日で五日もたってしまった。
 十月三日は定例句会、次の日は、夏中痛いのを我慢していた腰を愛知医大へ診察に行った。快調だったので、アピタで買い物をしてきた。
 その日は中秋の名月。夕方から晴れてそれはきれいなお月さんであった。写真に納めおはぎをつくった。雨戸を立てるので仏壇に供えた。

    俳句 如何にせん屋根に巣くいしスズメバチ
       秋の蚊をたたく指輪も六十年
       隣たる僅かな路地に芒の穂
コメント
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