田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

わが家も床下浸水の被害があった。  麻屋与志夫

2015-10-12 01:13:46 | ブログ
10月12日 月曜日

●パパとカミサンが呼んでいる。
かなりのハイテンション。
甲高い声。
パソコンをそのままにして、ホリゴタツのある部屋にかけつける。
「浸水していたの。コードも電気コタツもまだびしょ濡れよ」
だいぶ寒くなってきた。
そろそろコタツの準備をはじめようとして。
気づいたのだ。

●なるほど一月も前の豪雨でわが家も床下までは浸水していたのだ。
知らないということは、困ったものだ。
そのとき、気づいていれば――。
ともかく電気器具は、どうなのだろう。
もう使えないのではないだろうか。

●街は「鹿沼ぶつっけ」秋祭りだ。
まだ街の道路には土砂のツチだけがうっすらと積もっている。
非常に細かいツチなので屋台をひいたり、
ひとの動きが煩雑なので、
ホコリがまいあがって恐いようだ。
わたしは喉が敏感なのでホコリに弱い。
せっかくの祭りなのに喉をいためるのがいやなので、外出禁止。
自己規制だ。

●毎日小説をかいている。
この夏は冷房の効きすぎで、喉を痛め一月も患った。
ホコリを吸ってまた喉の痛みが再発したらたいへんだ。

●それにしても、小説をかくとは、因果な仕事だ。
スポーツは一目瞭然。
物をかく仕事はその動きが人には見えない。
心のなかの苦悶、小説をかく苦労はカミサンには話したくない。
このばあいはわたしが故意にカミサンに知らせないのだ。

●知らないこと。
知らせない方がいいこともある。
でも床下浸水は早く知りたかった。
この不況のおり、電気コタツをかうのは大変だ。
早く知っていれば、器具を外すとか、なにか手がうてたはずだ。


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コメント (2)
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