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日々雑感。誰にでも必ず鬼は住んでいる。

被害者と加害者

2007年07月11日 | 木鶏
早く目が覚めた。どん曇り。

とりあえず「致知」8月号を開く。まず巻頭の言葉は鍵山秀三郎氏であった。
「目に光のない人」という見出しに日ごろ自分でも意識していたので食いついた。
下記はそのところどころの抜粋である。
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生きていて死んでいるような人が多い中で・・・・略
このような人の中には会社の過大な欲求の犠牲になって日々あえいでいる人、
社会の不条理に押しつぶされた人・・・・略

“自分だけが一円でも安く買いたい”という欲望が疲れ果てた人を生み出す原因
になっていることに気づくことが大切です。

「ものを買ってくる、自分を買ってくる」
目に見えない人の心を酌み、他の人々に心をかけることこそ、外側を豪奢に飾る
よりも品の良い生き方であると思います。

人間の区別は「上品か下品かしかない」中品という位置に相当する人はいない。
上品でないひとはすべて下品である。
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★私はこれらのすべてに当てはまる。被害者であり加害者でもある。

うそつき村のhさんがよく「この野菜にどれだけの手間ひまがかかっているかと
思うと涙が出る」と言う。
例え少し高くても安全で安心な人が作ったものを食すべきである。
何か欲しいものを我慢してでも。と思えるようになってきた。

また出版社特集欄では社長が
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最近カンボジアで18年ぶりに行方不明(9歳のとき)になった少女が発見
されたと言うニュースあった。
27歳になっている彼女はジャングルで暮らしていたらしく言葉を理解せず
服はやぶりすて四つんばいで歩きすっかり野生化しているという。

人は人に生まれるのではない。人になるのだ。
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★私は大きく深呼吸をするばかりである。

人になるために教えを乞おう。



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2 コメント

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ありがとうございます (致知編集部)
2007-07-11 16:07:11
『致知』をご紹介下さり、誠にありがとうございます!
大変嬉しく拝見いたしました。

生きてて死んでいるような人。
よく見かける気がします。
行き帰りの満員電車の中で、
交差点の信号待ちで。

大きなことを成し遂げるには、
まずは小さな一歩から。

せめて自分はどんな状況でも思いやりの心を忘れず、
上品な生き方をしていきたいものです。
返信する
致知編集部さま (onibaaba)
2007-07-12 02:39:27
たいへん恐縮いたしております。

貴誌を愛読して十数年になります。
孤独を感じるとき、いつもいつも助けていただいています。
ありがとうございました。
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