11/22・ミーティングテーブル「芸術・環境・生活~アート×エコロジー×エコノミー」に参加。
-------八万湯プロジェクト
タイの古都チェンマイで美術家たちが共同で郊外の土地を運営しながら、
各方面の専門家や地元の協力者とともに自給自足の生活環境を模索する
プロジェクト「the land」。
その活動の背景には仏教思想や福岡正信の自然農法などがあります。
このミーティングテーブルでは「the land」の活動を紹介するとともに、
北九州におけるアート活動と環境活動の接点を探ります。
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上記の案内メールをいただいた。
これだ!
と、なぜか積極的に、かつ、たのしみに参加した。
特別ゲストの本音のトークはとても納得した。
「『the land』の仕事は楽しいですか?」と質問した。
参加者から「そりゃ、楽しいだろう」というような囁きが聞こえたけれど、
彼の答えは「楽しいことばかりではない。僕は発起人である先生の、ほんの
お手伝いのつもりでした。」というようなことを言われた。
これが事実であろうと思う。
「人・文化・宗教・環境」これが一体化するように望んでいるとのこと。
「日本では『宗教』の部分が難しいと思うが?」と質問した。
キュレーターの花田氏は、「タイでは仏教を仏陀の教えとだけとして捕らえて
いない。自然哲学である。と説明されました。」と答えられた。
その基本に、福岡農法が取り入れられているとのこと。
やはり、アジアの自然から生命をいただく農耕民族は当然ここに帰依するように思う。
残念なのは、表題のように進行しなかったことである。
かねがね、環境を全市民に納得させるなら、持続可能な生活を認識させたいなら、
今の指導方法に「差し色」が必要と思っている。
そこの所を多いに期待したのだけれども・・・。
パネラーのお2人の活動の紹介のようなもののみで終わった。
大切なのはここからだろうと思うのに。
今ある場所に、ただ、アートを持ってきて据えても市民はほとんど振り向かない。
朽ちていくだけである。
「時間的な制約があるのだったら、この続きを是非やって欲しい。」と
お願いしたら、「自分のNPOでやってよ。」と言われた。笑
花田氏はいったい何がしたいのだろう? 不思議。
この日の活動報告がブログにありました。
よかった。再度挑戦になったようだ。笑
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