敬老の日

　　　朝一番に電話が鳴る。
　　　たどたどしい声で（実際は“声と日本語”で）「けい○うのひ・・・」と。
　　　舌が廻っていないし、使い慣れない日本語である。

　　　孫Ｋは自作の動画を見せてくれた。
　　　レゴで作った主人公が動く。一コマずつ写して動かすパラパラ漫画のように。
　　　驚く出来栄え！

　　　Thank you so much.

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　　　曽野綾子-晩年の美学を求めて　より
　　　抜粋
　　　　物分りのいい、甘いしつけの家庭には、なかなか親孝行な子どもは生まれにくい。
　　　　子どもだけには苦労させたくない、と思う場合には、なぜか大人に育たないのである。

　　　　精神においては、少なくとも人間は４０代の壮年になれば親の精神力を凌駕しなければならない。
　　　　現代の多くの子どもたちはこの自覚を持たない。

　　　　脅迫というとテロその他を想像するが、（略）しかし、一番簡単な手口は親を疎遠という形で
　　　　捨てることだ。
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　　　彼女は親世代に「真実は語らずに死ね」と書いている。
　　　そのためには宗教が必要だとも。

　　　敬老の日にちなんで再度読み直してみよう。