松庵

シナリオライター
&絵コンテマンな
松浦の軌跡。

使い道がありませんでしたッ!

2010-09-28 12:00:21 | 一般書籍で思うこと
こっそり使える恋愛心理術 (だいわ文庫)
ゆうき ゆう
大和書房

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どういうキャラクターを造形すれば、異性にもすんなり受け入れられるのか?
いい加減、中学生の妄想みたいな女性ばかり書いていたのでは読者は増えないだろう。という発想で読んでみました。

結論としては、この本はそういう用途には向いていません。
本書の趣旨は、気になる異性がいる。あるいは振り向かせたい人がいる場合に、どのように振る舞うのが賢明か、と解いている本です。

でも、小説に事件は必須。
出会いさえあれば、あとは状況がふたりを協力せずにはいられないように仕向けてくれます。そんなわけで、純粋な恋愛小説を書くなら参考になるかもしれませんが、そうでないなら読まなくてもいいかも。

むしろ、自然な出会いや、キャラクターを置くべき状況のシミュレーションを徹底的にやったほうがいいかな、と思います。

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