音楽わらしべ長者

ひろがる音楽、見つかる名盤

世界は米英だけじゃないぜ。

2008年09月30日 00時53分07秒 | 1975~1979
NATIVE DANCER / WAYNE SHORTER (1975)



ずい分前の記事、ハービー・ハンコックの「処女航海」から
ココにわらしべはつながります。
ウェイン・ショーターのアルバムですが、このアルバムは、
ブラジルのMPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)
「ブラジルのポピュラーミュージック」からミルトン・ナシメントが
フューチャリングしております。

半分の曲がミルトンで、演奏も、アメリカとブラジルのミュージシャンで
組んでいますので、その中で、ハービー・ハンコックも参加しておりますので
ここが"わらしべ"しております。

このアルバムより前からハービーとミルトンは、A&M・CTIから
アルバム「COURAGE」(1969)をアメリカで製作した時からの仲です。
ショーターがミルトン・ナシメントに行き着くまでは省略しますが
ここで、ショーター、ハービー、ミルトンのパワーを凝縮した、このアルバムは、

内容、濃いです。。。

捨て曲なし、息つく暇なし

ショーターのSAX音の数、ハービーのあばれるピアノ、
ミルトンの曲の良さ
うなりっぱなし。。 う~む

1曲目からミルトン・ナシメントの名曲「ポンタ・ジ・アレイア(砂浜の岬)」
4拍と5拍の繰り返し、と美メロ、
彼の曲をその後聴いていくことになるのですが、ポルトガル語がそうなのか
4拍では収まらず、当たり前のように3拍や7拍の曲をサラッと演ってしまう
グルーヴはそのまま、いい感じ。
わたしのブラジル音楽の入り口がここにありました。
あとは、深さにハマって行くだけでした。。。

ふと、●ワーレコードのロックのフロアの真ん中で、当たり前に感じていたのが
逆に、危うい事だ。。
米英、J-POPばかり。。。。
ラテン、ブラジル、その他ワールドは端っこのコーナー扱い。
レコメンドされて、ディスプレイされているのは、売りたい旬の米英ロックばかり

おいおい、そこに何の疑問を持たず、物色する人たち、
世界にはまだまだスゲエのが居るぜ
音楽がある国は、ほぼ世界中だぜ。
米英の音楽は私も好きだが、他にも聴いてみようぜ。

日本人の聴く側の耳が危ういなあと思う最近である。
作る側は、こんなに考えて作っているのにね。








戻ってまいりました。

2008年09月15日 00時44分12秒 | 日記


長く時間が空いて、久々の更新です。
前回の日記から半年以上、戻ってまいりました。
ブログ更新する気力や時間が取れない状態が長く続きました。
せっかく立ち上げたブログ、このまま止める訳にはいきません。

今日は音楽記事ではなく、前回の日記の続き、
今回の日記の頭の写真は、完成形、1階が喫茶店でオープンまで行きました。

前回の写真は、土地が更地の状態。この時期でも
設計や役所への申請、打ち合わせ、仕様の決定、図面の完成、
許可が下りて、工事着工が11月半ば、
6本の杭工事から、地下の基礎工事、
最近価格が高騰している、我が家の鉄骨を工場で確認、
2月の大雪の日に、鉄骨の建て方工事
次の写真は、大雪の次の日、鉄骨の躯体完成のもの、




大雪の中、ケガ人を出さずに、4階までを2日で建ち上げた施工業者に感謝
その後は早い、床コンクリートから外壁、屋根が終わったら内装と設備、
設計をしながら、その場にいずれ住む人間がチェックするのは
施工会社としても、さぞかし、やりづらかったのではないでしょうか
時間が経てば、はじめの写真のように、完成です。


土地を購入したのが、07年の4月、
新居への引越しが08年の7月、実質1年と6ヶ月で私達の再開発の移転計画が終了。
住民運動を起こしてから4年の月日が経ちました。

しかし、この地で義理の母と 私の妻の本業である
喫茶店を8月にオープンして営業し続けると言う、
次のトライアルは、続きます。

店の内装写真



この地で根を生やし、上手くやって行けたら良いなぁ。

次回は早めの間隔で、通常の音楽ブログの記事を更新予定約束

ちなみに、店のBGMはUSENで、自分の知らない曲がバンバン流れて
まだまだ音楽の海は広いなと、痛感する日々。。
私は通常のサラリーマン設計士に戻ります。