家庭内映画館

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「300 <スリーハンドレッド>」・・・(304)

2007-12-18 01:11:02 | Weblog
「300 <スリーハンドレッド>」300
監督・脚本:ザック・スナイダー
製作総指揮・原作:フランク・ミラー
出演:ジェラルド・バトラー、レナ・ヘディー、デイビッド・ウェナム、ドミニク・ウェスト、ビンセント・リーガン、他
2006年・アメリカ・117分<レンタル>

<STORY>
紀元前480年。スパルタ王レオニダスのもとに、圧倒的な軍力を誇るペルシア帝国・クセルクセス王の遣いがやって来た。曰く、土地と水を差し出さなければ、国を滅ぼすという。しかしレオニダスは遣いを葬り去り、ペルシアと戦う道を選んだ。託宣師のお告げも無視し、テルモピュライでの決戦に挑むスパルタの精鋭たち。その数はたった300人。対するペルシアの軍勢はなんと100万の大軍だった...

正直言ってこのテの歴史ものは苦手なんですけど、予告編なんかを見る限りでは結構迫力もあって楽しめるかな~と思い観てみました。
実際観るまでは史実に基づいた作品かと思ってたんですけど、なんと!あの「シン・シティ」のフランク・ミラー原作のコミックの映画化だったんですね~一応現実にあった「テルモピュライの戦い」がベースになっているそうですが、私は歴史に弱いので(笑)全然さっぱりでございます。

監督は「シン・シティ」とは違うんですけど画面の質感がそっくりですね~...この辺はフランク・ミラーの好みなんでしょうか?
確かに劇画的なダイナミズムは感じるんですけど、その分見ていて疲れる画面ではありますね。

この破滅的美学といいますか、非常に男くさ~い「魁!!男塾」的な世界観(笑)が好きな方であればなかなか手に汗握るアクション大作として楽しめると思います。私もそういう意味ではそれなりに楽しめました。
ただ「シン・シティ」と比べると話が面白くないですね~...原作者が同じということもあってどちらも男くさい、ハードボイルド感漂う作品ですが、内容は「シン・シティ」の方が遥かに面白かったです。

非常にシンプルなストーリーですので、もっとスピード感のある展開でもう少し時間を短くすれば良い作品になったのでは?と思います。