家庭内映画館

ホームシアターやAV機器、映画の感想・映画にまつわる話をだらだらと書き綴っていきます。

「16ブロック」・・・(219)

2007-04-06 22:38:37 | Weblog
「16ブロック」16 BLOCKS
監督:リチャード・ドナー
出演:ブルース・ウィリス、モス・デフ、デヴィッド・モース、ジェナ・スターン、ケイシー・サンダー、シルク・コザート、他
2006年・アメリカ・101分<レンタル>

<STORY>
夜勤明けで署に戻った刑事ジャック・モーズリーは、上司に簡単な任務を課せられた。それはわずか16ブロック先の裁判所まで囚人エディ・バンカーを護送するというもの。嫌々任務を引き受けたジャックはエディを車に乗せて護送を始めたものの、渋滞やうるさいエディに嫌気がさし、エディを車に残したまま酒を買いに行ってしまう。だがジャックが車に戻ってくると、そこにはエディに向けて銃を構える男がいて...

「リーサル・ウェポン」のリチャード・ドナーと「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスが組んだサスペンス・アクション...どんな派手な作品かと思ってたら、これが実に渋い人間ドラマでした。

ストーリーは本当にありふれたというかハリウッド映画の常套句でもある”腐敗警官”ものです。
ブルース・ウィリス扮する酒びたりの中年刑事が、ある事件をきっかけに命がけで正義を行おうとする、基本的には単純明快なお話ですね。
全体的な作りはいかにもハリウッド映画って感じですし、監督がリチャード・ドナーですからエンターテイメントとしても手堅い作りになっています。主人公がダメ刑事で暗い過去を背負っているためか全体的に重~い雰囲気が漂っていますが、それが逆に良い感じにハードボイルドタッチになってて個人的には好きですね...ど派手なアクションを期待した人は多分肩透かしをくらったことでしょうけど...。

劇場公開時もそれほど話題になってませんでしたし、内容も地味ですが、なかなか良い作品ですのでぜひ観てください。

...そー言えば「ダイ・ハード4.0」のテレビCMやってましたね~さてどれほどの出来なんでしょうか?「ダイ・ハード」は1作目がちょっと完璧過ぎたのでまぁ1作目を超えることはないでしょうけど、せめて2作目レベルだと嬉しいなぁ~。
この夏は久々に劇場まで足を運ぶ予定です。