昨日の午後7時、NHKを通じて、総理の「緊急事態宣言」が発令されました。早速今朝は、これを受ける形で、「全国知事会」のテレビ会議の様子が、NHKでそのまま放映されました。
こうなりますとマスコミは一斉に、洪水のように、「緊急事態宣言」の内容を報道します。国民が一丸となって国難にあたる時ですから、こうあるべきだと理屈では納得しますが、気持ちがついていかない不思議さがあります。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」と、国民が一斉に走り出すのを、冷めた目で見ている自分は、冷静というのか、取り残されたというのか、そんな孤立感があります。
「自分が出かけることで、無意識のうちに、他人にウィルスを拡散していることを、自覚してほしい。」「都内から、他県への移動も、無意識のうちのウィルス拡散につながります。」「出歩かないことが、他人を守ることにつながり、ひいては自分を守ることにもなります。」「不要不急の外出の自粛」「夜間の繁華街への外出自粛」「少人数での会食の自粛」
要請されている内容は、最もなことで、私は2月以来実行していますが、いざ日本中が、政府の音頭で走り出しますと、割り切れない気持ちになります。今朝のテレビで、全国の知事の意見を聞きましたが、県民への要請はありましたけれど、私たちの知りたいことは説明していません。逼迫した事態を認識し、県民に細かな要請をするのなら、各知事は県民に対し、必要な情報を開示しなければなりません。
1. 県が現在確保している、病院のベッド数。今後の予定数。
2. 県の医師数。介護スタッフの人数。今後の過不足の予測。
3. 県の患者数。患者に占める日本人と、中国人、韓国人の内訳。
4. 県が把握している、未発症の陽性者数。その中の日本人、中国人、韓国人の内訳。
ダイヤモンド・プリンセス号で、「武漢コロナ」が蔓延し、騒ぎが大きくなった頃から、乗客の国別人数を明らかにしない政府の対応に、疑問を抱いています。対応窓口は厚労省ですが、彼らの説明はいい加減でした。
「個人情報なので、言えない。」「国別の公表は、する必要がない。」「人種差別につながるので、公表は控える。」
しかしその頃、発生源の武漢で、中国政府が、どれほど強力な対策を実行していたの。専門家である厚労省は、日本もこうなるのでないかと、危機感を抱かなかったのでしょうか。実際に、「緊急事態宣言」が出された今、彼らの判断が間違っていた事実は、不問にするのでしょうか。
「武漢コロナ」が終息した後なら、わざわざこうした疑問を持ち出しません。事態の収束がこれからで、始まったばかりですから、厚労省は、国民に伏せていた情報を、公表しなければなりません。
1. ベッド数が足りないというが、そのベッドを現在占有している患者は、全部日本人なのか。
2. 日本人以外は少ないと、厚労省は説明しているが、6割の患者が中国人という情報もある。国籍を把握していないと説明しながら、なぜ中国人が少ないと断定できるのか。
3. 厚労省は、国別情報は把握していないから不明というが、国公立病院への入院患者に関し、その様な基本情報をなぜ求めないのか。
4. 退院する外国人患者に、自由行動を認め、その後のフォローもしていないと聞くが、本当なのか。
緊急事態宣言が出された今、厚労省が伏せていた情報が、国民の予防対策に、いかに重要なものであったか。今なら、誰にも分かります。そうなりますと、どうしても、厚労省の対応に疑問がついて回ります。
管理不在となっている中国人たちは、自由に移動しているのに、なぜ日本人だけに自粛を要請するのか。発症経緯不明の患者が増加している原因には、野放しにされた中国人が含まれているのではないか。
そうでなければ、辻褄があいません。私でも考える疑問を、自民党の議員は、どうして言わないのでしょう。厚労省や、観光庁のミスというのなら、政府を攻撃する野党が、なぜ一言も口にしないのでしょう。安倍が、安倍がと、騒ぎたがるマスコミも、どうして口をつぐんでいるのでしょう。不思議でなりません。
ネットの情報から、1月31日の千葉県の「武漢コロナ」患者情報を転記いたします。( 千葉県では、以後今日まで、同じスタイルで情報が発信されています。)
[ 無症状病原体保有者(※)1例目に関する情報 ]
- 年齢:40代
- 性別:男性
- 居住地:調査中
- 症状:無症状
- 症状、経過:
1月29日国が手配したチャーター便により来日(症状無し)。
検査のため、国立国際医療研究センターを受診。
勝浦ホテル三日月(勝浦市)に滞在。
1月30日医師の診察により、症状が無いことを確認。
現在、県内医療機関に入院中。
行動歴:現在確認中。
[ 無症状病原体保有者(※)2例目に関する情報 ]
- 年齢:50代
- 性別:女性
- 居住地:調査中
- 症状:無症状
- 症状、経過:
1月29日国が手配したチャーター便により来日(症状無し)。
検査のため、国立国際医療研究センターを受診。
勝浦ホテル三日月(勝浦市)に滞在。
1月30日医師の診察により、症状が無いことを確認。
現在、県内医療機関に入院中。
行動歴:現在確認中
(※)無症状病原体保有者とは
症状はないが、検査結果が陽性であったもの。
これは、政府チャーター機で武漢から帰国した、第一陣に関する情報の一部です。何気なく見ていたのですが、疑問を抱いて以降、記述内容の不思議さに気づきました。この二人は、「帰国」でなく、「来日」と書かれ、「居住地」は、「調査中」です。日本人なら、こんなことはありません。つまり、この人物は武漢在住の中国人なのです。記憶が正しければ、彼らの入院費用は無料だったはずです。
スペースがなくなりましたので、続きを次回にいたします。息子たちに言います。今回も次回も、ちゃんと読んでください。政府が、国民に対し、緊急時にどの様に対応するのか。生きた勉強です。
危機の時にこそ分かる、国の有り難さですが、逆も言えますね。怒りとともに、私は現在の日本を、生きた勉強の対象としています。
役人だけでなく、政治家は何をしているのでしょう。今は与党も保守もなく、危機に面している時です。政治家は、何をしているのでしょう。
マスコミは、評論家たちは、何をしているのでしょう。私が問いたいのは、ここです。人口比で考えれば、感染率は低いとか、致死率は低いとか、そんなバカを言っている人間がいます。
しかしお医者さんは、患者を治療しながら、自分も命を落としています。そんなお医者さんのことを、どうして考えないのでしょう。
私は、日本の指導者たちの、危機感の欠如に、怒りを覚えます。
コメントに感謝いたします。
国内でここまで被害が拡大したのは、早くから入国規制しなかったからだとの非難が高いです。
これだけ中国人がやって来ているのに、彼らの感染の話を全然聞かないことが気になっていました。
一読してみると、「なるほどそうか。。。」と思えるようになりました。
このエントリを拝見して、首都圏4都県のコロナ情報サイトを見比べてみました。
感染者情報で各感染者の国籍まで明かしているのは、埼玉県くらいです。
こうして見ると、各都道府県は「プライバシー」「人権」を縦にして隠したがっているのか?と思えます。
表沙汰になっていないだけで、本当は中国人がもっといるのではないか?と疑念も生じます。
「病院のベッド数」にしても、埼玉県ではその絶対数が足りず100名近くが自宅待機を強いられています。
東京都ではホテルを確保すると言っていますが、感染者数が毎日200名に迫る勢いでは追いつかないでしょう。
連日の報道もいたずらに不安と恐怖感を煽り立てるだけで、必要な情報は伝えられていません。
「国別情報は把握していない」のみならず「退院する外国人患者に、自由行動を認め、その後のフォローもしていない」となれば、重大です。
「自由行動を認め、その後のフォローもしていない」と言うことは、野放しにし、更なる感染を広げていることになります。
こうして見ると厚労省は、その「前身」の「薬害エイズ事件」から何一つ体質は変わっていないと思います。
そして観光庁とともに、「どこの国の官庁なのか?」と思いますし、コロナの責から免れないと思います。
歴史に残る災禍です。お互いに、辛抱し、まずは自分の身を守り、他人への拡散を防止しましょう。
生きた勉強をしていますと、考えてもしなかった結論が、見えてまいります。その時はまた、コメントをください。
今はただ、自分の身を守ることです。外出を控え、手洗いを励行し、マスクを忘れないことです。「お前一人の、身ではない。」・・可愛い奥さんを、悲しませてはいけません。
家内はもう、とっくに可愛い時期を過ぎていますが、大切な伴侶ですから、私も頑張っています。
コメントに感謝いたします。
今晩は
いつもブログを楽しみにしています。
「生きた勉強」に心を動かされました。
お陰様で気持ちが前に向いた気がします。
くれぐれも「武漢コロナ」にはお気を付けください。
言い忘れましたので、追記します。私が引用した「千葉の患者数」のデータにある、男女2名は、貴方の言われる「どさくさに紛れてきた中国人」です。
どうして、こういうこととになるのか。厚労省だけで、やれる話ではありません。
知らないというのは、恐ろしいことです。ベッドを使っている患者の、国別数字となどは、何も知らされなければ気づきません。
昨日ある方のブログを拝見し、そこでチャンネル桜の動画を見て、自分の疑問とすることの答えを発見しました。キッカケは全て、この動画にあります。( チャンネル桜・北海道 )
私は、犯人探しをして喜ぶ愉快犯ではありません。事実を明らかにし、今後に役立てようとしているだけです。
私たち国民が、政府とともに辛抱しているわけですから、厚労省も、日本の官庁として襟を正し、国民のために汗を流してもらわなければなりません。
もう少し、調べて、ブログの続きを書きますので、ご意見がありましたら、遠慮なくお願いいたします。間違いがあれば、いつでも修正いたします。
コメントに感謝します。
猫様も、他の健全ブロガーのかたも、おっしゃってますが、
問題の、ひとつは、
現在、武漢肺炎の入院中患者の国籍別の内訳の事なんですね。
●実は私も、その件については、恥ずかしながら、認識不足でした。●
◇こういう事は、厚生省労働省も、把握した上で、質問があれば即座に答えるべきでしょう。
この件での調査要求は、個人情報違反にはなりません。
特定個人の名前を聞いているわけではないですよね。
ま、私は、武漢肺炎での入院中患者のなかには、外国人も、多かれ少なかれ
いると思いますね。
もちろん、かなり以前から、日本に長期居住している善良な外国人
が、入院なさる場合は、いいでしょう。
●しかしながら今回の武漢肺炎流行の兆候が出てきた時、どさくさに日本に入国して
日本の医療を享受している者がいるとすれば、ゆゆしき問題です。
----これは、人種差別うんぬんの話しとは、別問題だと思います。