ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

拉致問題

2018-06-13 11:41:08 | 徒然の記

 トランプ大統領のお陰で、拉致被害者のことが、再度に国際社会で取り上げられるようになり、それはもう、何にも増して有難いことです。

 しかし、ここで、私たちは、自分の過ちを、同時に反省しなくてはなりません。

 それは、「拉致問題」という言葉についてです。政治家も、マスコミも、学者も評論家も、そして私たち国民も、こぞってこの言葉を使い、40年という歳月を空費してきました。本来ならば、「拉致問題」は、「日本人拉致被害者の救出」という言葉で、最初から語られなければならなかったのです。

 これが本来の意味なのに、わざと焦点をぼかした、「拉致問題」としたのは、誰だったのでしょうか。今からでも遅くありませんので、私たちは、この曖昧な言葉の使用をやめましょう。「拉致問題」と抽象的に言えば、日本人だけのことでなく、韓国人や米国人や、あるいは他の国の拉致被害者も含む、広い意味になります。

 そうなれば、国内での受け止め方も危機感が薄れます。「日本だけでなく、他の国もそうなのか。」と、何となく受け止め、救出の遅れも納得してしまいがちです。だが、事実はそこにありません。

 二百人とも、三百人とも言われる、拉致された日本人の命の話です。「拉致問題」などという、曖昧な話でなく、「拉致被害者の救出」なのです。最初からこの言葉で語られていたら、国内世論はずっと緊迫感をもっていたはずです。

 米国との貿易戦争の時、アメリカが日本に要求したのは、「規制撤廃」でしたが、政府の役人が国民に伝えた時は、「規制緩和」という言葉に、置き換わっていました。時の政治家が世論を騒がせないため、そう指示したのか、官僚が考え出したのか。日本政府は、こうして世論操作をした過去を、持っています。

 拉致被害者となった日本人を、私たちは、「拉致問題」という言葉に惑わされ、40余年間も「見殺し」にしてきました。自分の大切な家族が、40年間も不当に拉致され、自由も人権もない国で、泣き叫んでいれば、じっとしておれるでしょうか。

 そして、私たちは、もう一度、事実を知らなければなりません。どうしてアメリカは、自国民の救出ができたのかと、マスコミが伝えない事実を、知らなければなりません。

今回の三人でなく、その前回の、病気になった米国青年の救出の状況です。米国関係者は、北朝鮮の手配で、病気で衰弱した青年と対面した時、断固として、米国へ連れ帰る行動に出ました。

 かっての、日本人拉致への対応と同様に、北朝鮮は、米国青年を、米国政府関係者に対面させることだけを考え、帰国させようとはしていませんでした。この時、米国の政府関係者の中には、米軍の関係者もいました。正確な事実は知りませんが、反対する北朝鮮政府の人間に、米国の軍人は言ったそうです。

 「連れて帰ることを、貴国が妨害するのなら、戦争になる。」「救出のためなら、我々は、戦う。」

 武力の行使を辞さない態度が、北朝鮮の妨害を退けました。

 多くの人々に、私が知って欲しいのは、軍隊というもの、武力というものは、国際社会では、決して無意味なものでなく、人殺しだけの手段でなく、人の命を救うものでもあるという事実です。

 「人殺しの戦争に、反対しましょう。」「軍隊の暴力を、地球から無くしましょう。」

 こう言って、反日・左翼の売国者と、お花畑の馬鹿者たちが、合唱している間違いに、そろそろ気づくべきです。刃物は、狂人が持てば、凶器となりますが、医者が手にすれば、人命救助のための執刀となります。刃物は、人間が生きている限り、無くせない道具です。

 どうすれば狂人の手に渡さず、医者の手に留めおくことができるのかと、それを工夫するのが、国民の英知です。軍隊もまた、刃物と同じです。他国がやれている軍隊の統率が、どうして日本だけがやれないと決めつけるのかと、私たちは、戦後73年間の過ちに気づく時です。

 憲法を改正し、軍隊を正しく位置づけ、国を独立させなくて、どうして拉致被害者の救出ができるのでしょう。私たちは、長い戦後の眠りから、目覚めなくてなりません。

  平成16年の小泉内閣の時、五人の拉致被害者が一時帰国しました。蓮池夫妻、地村夫妻と、曽我ひとみさんでした。北朝鮮との約束が一時帰国でしたから、外務省の田中均局長は五人の帰国を促しましたが、安部氏が一人で反対しました。当時の氏が、副官房長官だったか、副幹事長だったか、忘れましたが、断固として五人の出国に反対しました。

 「安部さんは、間違った。」「あんなことをするから、後の交渉を難しいものにしてしまった。」

 加藤紘一氏は、ことあるごとに、そういって安部氏を批判しましたが、私は反日・親北の加藤氏の意見の方が、間違っていると今でも信じております。こうして、自民党内でも、政府内でも、強硬な反対意見がありましたが、安部氏は五人を戻しませんでした。

 軍隊の力無しでも、政治家の決断次第で、アメリカに負けないことがやれるのだという事実を、安部氏が示してくれました。その後、拉致被害者の交渉は進展していませんが、安部総理だけの責任であるはずがありません。

 自民党内だけでなく、野党、マスコミ、学界等々、安部氏の反対勢力が、交渉の進展を妨害しているからです。軍事力無しで、北から五人を奪い返した、唯一の政治家が安部総理です。

 その安部氏を、たかだかモリカケや、財務省のスキャンダルごときで、退陣させて良いのでしょうか。国にとって何が大切なのか。反日の野党や、活動家や、売国のマスコミに惑わされることなく、私たちが判断しなくてなりません。彼らは、ただ安部総理が邪魔になるから、退陣させようと画策しているだけで、国民の生活や、国の未来については、何も考えていません。

 もしも彼らが、本気で明日の日本を考え、国の未来を心配しているのなら、モリカケやセックス・スキャンダルでなく、もっと別の理由で攻撃しなくては嘘です。

「無制限な、外国人労働者の受け入れを許すな。」

「国民を堕落させる、カジノ法案の推進に反対 ! 」

「国民の食の安全と、食料安全保障を崩壊させる、種子法廃止を、断固粉砕せよ。」

「過労死につながる、働き方改革に反対だ ! 」

 これこそが、安部総理による、日本崩壊につながる政策なのに、野党は一言も触れません。彼らは、ただ政権が欲しいため、政争のために、騒いでいるだけです。こんなクズ野党や、腐れマスコミに、私たちは、踊らされるのを止めようではありませんか。反日・売国の野党に政権を渡すくらいなら、安部総理に一票を投ずるしかないと、無念の支持をしている国民は、果たして私だけなのでしょうか。

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「拉致事件」に正しい理解を (HAKASE(jnkt32))
2018-06-13 17:46:52
お疲れ様です。報道各社が、本当は 事件として向き合う
べき拉致の事共を、矮小表現でごまかしている実態には
、拙方も強い憤りを覚えるものであります。

十数年前、貴記事の5名の各位ご帰国に際しての、安部現
総理のご対応は、あれで正解だったと心得るものでして、
非核化の問題などで 再三国際社会を裏切って来た以上
、例え一時帰国の名目だったにせよ、確か副官房長官だった当時のご判断はやむを得ないものだったと理解して
おります。

このご判断で、その後の日朝関係が悪化したとの加藤(元
官房長官)見解は、妥当ではないと心得ます。もしも一時
帰国でしたら、今頃は1人もご帰国を果たせなかった可能
性もある様に思う所です。

昨日の 史上初の米朝首脳会談後の動向も注視しながら
、拉致被害各位の重い人権問題の面と共に 祖国日本の
独立と尊厳を大きく損ねる深甚な出来事と捉え、これか
らも真摯に向き合って参ります。
安倍総理は決して「軍国主義」ではない (成田あいる)
2018-06-13 21:16:46
今晩は。お疲れ様です。
昨日は、あの「南北会談」の日の如く、「歴史的な一日」とどのメディアも持て囃しました。
にも拘らず、肝心な問題は「先送り」された様で、どうも「すとんと落ちない」感が強いです。
そういえば、どのメディアも、「非核化」を持て囃しても、「拉致問題」に言及したところはありませんでした。
「拉致問題」など「他人事」と捉えられているのではないでしょうか。
ネットに接する機会のない人には、「拉致問題」など「無関心」と言う人が多いと思います。

にしても、しつこいほどネチネチと「もりかけ」で攻め続けてる野党は、「不毛」としか言いようがありません。
一連の「もりかけ」問題では、自民党内部からも、安倍総理や麻生財務相らへの苦言も出るようになりました。
国民らも、マスコミに踊らされてこの両氏を「リーダー失格」と非難する声が高まるようになりました。

が、「病気になった米国青年の救出劇」も、「9条」と言う「足枷」があり「腑抜け」になっている日本には到底無理でしょう。
この時の様に「軍事力」は「抑止力」にもなり得るのに、安倍総理を「戦争したがっている」とか、安保法制を「戦争するための法案」などとの声も多いです。
これは、前回までの岡田憲治「教授」の「邪論」にも関わっていると思います。

が、16年前の「帰国劇」での安倍氏の毅然とした対応を忘れてはなりません。
そして昔も今も、「国益第一」に考え、行動している政治家であることも忘れてはなりません。
拉致問題の認識 (onecat01)
2018-06-13 21:37:09
HAKASEさん。

 今晩わ。新幹線内での無差別殺人、親に虐待されて亡くなる子供など、貴方がご指摘の通り、許せない事件が続いています。

 凶器を振り回す人間に、素手で立ち向かえば、殺されてしまいます。腕に自信がなければ、救えないのですから、周りの人間が無力だったとしても、納得できます。

 しかし、虐待する親だと分かっていながら、見過ごしてしまい、子供を救えない児童相談所の職員は、許せません。

 拉致被害者に向かう私たちは、まるでこの児童相談所の職員のような、無関心さであると、私は反省し、そんな自分に、怒りを覚えます。

 国民の生命を守るのが、国の責務ですから、40年以上も放置してきた、冷酷さは、いくら反省しても足りません。

 初めの頃、売国の社会党や、左翼議員たちは、「拉致は、政府の捏造だ」と、反対に自民党を攻撃していました。金正日が犯行を認めたため、彼らも拉致を認めるようになりましたが、「戦時中の強制連行を思えば、北ばかりを責められない。」と言いはじめ、結局は「拉致被害者を見殺しにする」ことしかしませんでしたし、今でも、無視しています。

 北の犯行を憎むのは当然ですが、私たちは、もっと、国内にいるこられ「獅子身中の虫」を、本気で退治する方策を考えなくてはなりません。

 彼らは敵対国と連携し、日本を内部から分裂、破壊する害虫です。選挙の一票を、反日・左翼の議員には入れないと、本気で実行すべきです。

 さらには、憲法を改正し、安全保障のための軍隊を、きちんと位置づけ、他国と同様の普通の国、つまり独立国にならなくてはいけません。

 時間をかける覚悟で、憲法改正には向き合うことです。害虫が駆除されれば、お花畑の住民たちも、目が醒めるときが来ます。お互いに、これからも、真摯に向き合って参りましょう。

 コメントをありがとうございます。
お久しぶりです (サマンサ)
2018-06-13 22:23:25
ねこ庭さん、おひさしぶりです。

いつも難しいお話を書いておられるのには感心するばかりです。

私にもわかるのは、今回のトランプとキム委員長の会談は画期的で、少なからず日本人拉致問題にも進展の期待があった、ということです。

北朝鮮が本当に非核化を完全にするかは疑問ですが。

海の向こうのおかしな国に突然連れて行かれた子供などの肉親を、長い長い待ち続けている人達の気持ちは想像を超えるものがあると思います。

早紀江さんが「一瞬でも会いたい・・・」と言ってありましたが、どうにかして叶えられる段階に来たように思います。

安倍首相ならできる、いや実現していただきたい!

米朝会談に頼らないといけなかった日本も不甲斐ないですが、今この時を逃さずに実現に向けて進んで欲しいと思っています。

ちなみにロシアWCが明日から開幕で、とても楽しみです。
米朝会談 (onecat01)
2018-06-13 23:57:06
成田あいるさん。

 鳴り物入りで、マスコミが伝えましたが、やっとスタート地点に来て、これからが始まりだと、私はそう思いました。

 安部総理、トランプ氏、文在寅氏、習近平氏、プーチン氏と、これからが本番です。この大事なときに、国内では野党とマスコミだけでなく、自民党内でも総理の足を引き倒そうとする、売国奴がいるのですから、情けない議員たちです。

 安部、麻生と、政権の中枢の二人を、ゴシップで世論を煽り、倒閣に走るのですから、この愚かな政治家たちを、国民は危機感を持って観察すべきです。

 反日・左翼が、こういう愚劣な政争ばかりしていたら、いずれ国民の審判が下ります。また、そのように、私たちが目を覚まさなくてなりません。

 国内に生息し、はびこっている、反日・左翼の政党と、マスコミは、捏造の報道ばかり続けていたら、静かな運動が起こります。新聞なら、不買、テレビなら、スポンサー企業の製品不買と、大きな波が生まれるはずです。

 私たちは、安部内閣を支持し、倒閣の悪意を躓かせましょう。急いてはことをし損ずる、です。じっくりと頑張りましょう。

 コメントを感謝いたします。
本当に、お久しぶりです (onecat01)
2018-06-14 00:10:12
サマンサさん。

 私にしますれば、貴方のサッカー情報や解説の方が、ずっと難しくて、感心させられます。

 選手たちのこと、戦術の優劣、監督の采配、チームの内情など、その鋭い観察眼と、的確な指摘は、さすがサッカーの先生と、いつも敬意を表しております。

 貴方がサッカーを愛し、選手を愛されるように、私も国を愛し、国民を愛しております。大きなことを言うようで、恥ずかしいのですが、手に汗を握り、味方を応援する貴方と、ここは同じです。

 違うのは、貴方は敵の選手にも愛を注ぎますが、私は敵には、決して愛を注がないところです。

 拉致問題の進展を期待する気持ちも、貴方と同じです。ロシアWCを、楽しんでください。

 コメントに感謝です。明るい気持ちになりました。
野党はまともなことも言っていますが。 (ベッラ)
2018-06-16 23:41:47
https://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/4f7c5ccd3142b43bd96e2b74a43eb632
種子法廃止は健全な保守と野党も(維新含む)やめてほしいといっています。三宅先生の最後のブログもそうでした。しかし与党は是々非々ではないみたい・・・

この前にご迷惑をおかけしたのでこれだけ・・・
農水委員会 (onecat01)
2018-06-17 16:57:24
ベッラさん。

 お陰で、種子法のことが、少しわかりました。
せっかく政府を追及しているのに、野党の議員諸氏は、手元のメモを棒読みで、読み違えたり、ひっかかったりし、精彩がありませんでした。

 与党を攻撃するときの、元気さがあれば、もっと国民に訴えたのでしょうに、やはりまともな意見を述べるのには、慣れていないのだと感じました。

 正論なのに、野党も、本気になっていないのでしょうか。それとも、国民の知らない法律が、数の力で押し切られても、マスコミが取り上げないので、やる気を失っているのでしょうか。

 三宅氏のように、本気で国を思い、自分の言葉で語れなければ、坂本哲史氏には太刀打ちできません。   残念です。

 それから三橋氏の、評論ですが、自分の奥さんに暴力を振るうような、人物だと思いますと、それだけでもう、聞く気になれなくなります。

 世のためになる言論人だとしても、個人として間違っていれば、「言行不一致」だと、私の狭い心は、そういう結論しか出しません。

 ですから、最後まで聞きましたが、「コメントは無し」です。  これもまた、残念の一言です。

 迷惑を・・と、そんなことはありません。どうか、これからも、率直なコメントをお願いいたします。
種子法廃止 (ベッラ)
2018-06-17 20:27:27
春に「廃止」が決まったことを国民の声でもう一度国会にと言うのが実現したのです。次の日の放送はありません。私は野党だからといっているのではなく、春にも切々と説明され廃止はとんでもないと訴えた議員もいます。

三橋さんについては私も大嫌いです、しかしこの件についてはずっと前から言っています。

これはこれ、それはそれ、として考えてもし「種子法廃止」をもうどうにもならないことまでになると取り返しがつかなくなるのです。困るのは国民であり子孫です。

残念です。もうひとつ、拉致被害者を返さない、と
強く発言したのは中山恭子さんです。
恭子さんはウズベキスタンでもたったひとりで人質を
取り返しに行った女傑です。
安倍さんは中山さんのいうことは聴くのですが
国会では同意しながらそのままになった件もあります。

昭恵夫人を指導せずもう何年も放置した人については
三橋氏と同様に私は感心できません。
特にインスタグラムで酔って裸の男性の写真を
流したなどと・・・。日本はおかしい。
この件について (ベッラ)
2018-06-17 20:48:26
この件については私も動きました。
気に入る、気にいらない、の問題ではなく日本の食のことだからです。今でも問題の農薬でミツバチが大量に
死んでいます。業者も困っています。

自民党支持の方も一般の方々ですが、よく動いてくださいましたし、勉強もしました。

野党とは関係なく、です。しかし政府はこれを勧めようとしている、野党も全否定ではなく、おずおずですが
発言しているのです。

このことは全国民の問題です。
それだけをご理解いただけますよう、再コメントしました。安倍さんのことをここで悪くいうつもりはなかったのですが・・・onecat01さまは「安倍信者」とは思っておりません。
正しいことを正しいと判断されるお方です。

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