ねこ庭の独り言

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憲法九条巡る議論 - 2

2018-06-09 22:18:45 | 徒然の記

 昨日に続き、岡田教授の意見を、聞きましょう。

 説明不足の文章のため、そのまま読んでは、何のことか分からないので、私が言葉を補い、引用します。悪意の歪曲でないことを明示するため、追加した言葉を、カッコ書きとしておきます。

 「(現行憲法では、自衛隊が) 戦力にあらずという、理屈のために、」「戦争犯罪処罰法が求める、」「軍刑法の整備も、不十分だ。」

 「国家の命令で、海外派遣された自衛隊員は、」「戦争犯罪の責任を、個人で被ることになる。」「沖縄に象徴される、基地周辺の住民の不安を、放置することにも、つながっている。」

 ここで氏は、とても重要な問題を、二つ指摘しています。

 1. 自衛隊員個人・・軍刑法が不整備のため、海外派兵され、敵を殺した場合、

           通常の刑法で裁かれ、殺人罪に問われる。

 2. 基地周辺住民・・軍刑法が不整備のため、自衛隊員が犯罪を犯した場合、住民は

           隊員個人を訴えるしかなく、国の責任が追及できない。

 しかも、指摘した問題点は、詳しく説明すると、反日・左翼の学者には、ブーメランのように、戻ってくる諸刃の刃です。だから氏は、曖昧にしか語らず、あたかも憲法改正を志向する、政府や国民に問題があるのだと、そういう口調で話を濁しています。

 氏の意見が矛盾に満ちた、愚論だという批評に入る前に、軍刑法について、ネットの情報で確認しておきましょう。私の大切な息子たちには、勿論のこと、訪問される方にも、我慢して、読んで欲しいと切望いたします。

 「軍刑法とは、一般的に、多くの国で特別法として、」「立法機関である、議会によって制定された、軍隊の法体系である。」

 「軍隊に属する軍人が犯す、軍事犯罪を処罰するために、」「軍刑法とも呼ばれ、これを用いた特別裁判は、軍法会議と呼ばれる。」「ちなみに、軍隊が主宰する裁判は、軍事裁判と呼ばれるが、」「これには、軍法会議だけでなく、通常の司法権が不在の、」「占領地における、軍隊の特別裁判も含める。」

 「軍人が、犯罪行為を行った場合、刑法ではなく、軍刑法によって裁かれる。」「この裁判は、軍法会議と呼ばれ、軍隊による特別裁判として開かれる。」

 「軍法には、通常の刑罰とは異なる、独自の罰が規定されており、」「懲役の場合も、軍刑務所へ収監され、」「死刑の場合は、銃殺刑となるのが一般的である。」「軍法による罰は、刑法の罰よりも厳罰であることが通例で、」「通常犯罪に対する、死刑制度が廃止されている国でも、」「軍法には、銃殺刑が規定されている場合がある。」

 「軍命令に対しては、命令者だけが、全責任を追い、」「実行者は、一切責任を問われないという、」「特殊な責任分担も、発生する。」

 「現在の日本に、軍法は存在しないため、自衛隊員は、通常の刑法の適用を受ける。」

 [  参  考  ]

  現在のアメリカ軍で、軍人は、全軍共通の統一軍事裁判法、によって裁かれる。

 ここまでを、予備知識として整理した上で、岡田教授の高説を承りましょう。

 「このままでは、(日本は)国際社会から、」「無法組織を、国外に派遣している、」「という不信を招き、国内的には、」「災害要員なのか、保安要員なのか、曖昧な自衛隊員が、」「国の都合で、死んでくれと命じられる、不条理を、」「許すことになろう。」

 軍刑法の予備知識さえ持っていれば、政治学者ともあろうものが、このような世迷いごとをいうのかと、誰にでも分かります。庶民の無知を良いことに、あたかも正論のように述べていますが、これはもう、愚論というより、日本に害をなす邪論でしかありません。

 自衛隊を無法組織と断定し、国外派遣は、国際社会から不信を招くという主張は、どういう論理で導かれるのでしょう。

 自衛隊に軍刑法がなく、無法状態になっているのは、氏のような反日左翼教授たちが、憲法改正に反対しているから、生じている事態です。国際社会から、不信感を抱かれないようにするためには、憲法を改正し、自衛隊を軍隊として位置づけ、軍刑法を整備すれば良いだけの話です。

 反日の悪意もここまでくると、真面目に聴く者には、醜さしかもたらしません。

 「災害要員なのか、保安要員なのか、曖昧な自衛隊員」という、不幸な位置づけにしているのは、氏のような、反日の学者たちではありませんか。 万一の事態に備え、国土と国民を守るため、日々命がけの訓練をしている、自衛隊員に対し、「災害要員なのか、保安要員なのか」と、このような心無い言葉は、現在の日本で、普通の人間は使いません。

 今から73年前の、占領軍の統治下で、敗戦直後の学界では、氏のような雑魚の教授でなく、著名な先生たちが、節操もなく変身していました。大東亜の聖戦を信じ、日本の勝利を願い、国民を鼓舞した学界の指導者たちが、GHQの前に膝を屈しました。

 宮沢俊義、家永三郎、大内兵衛、我妻栄、中野好夫、戒能通孝、久野収、横田喜三郎、末川博・・、という諸先生の名前が、今では知る者ぞ知るという状況で伝わっています。彼らこそが、日本を歪めた、背信者たちであり、本物の「獅子身中の虫」、「駆除すべき害虫」だったと、今でも信じています。

 その害虫たちが、73年をかけ、営々として作った学界という組織の中で、岡田氏も、そこに生息する一匹の害虫です。二、三年前でしたか、国会の場で、三人の憲法学者が招かれ、自衛隊について、質問されたことがありました。

 「安倍内閣の提出した、安全法制関連法案は、すべて違憲です。」と、三人の学者が口を揃えて答えたと、記憶しています。この三人の憲法学者も、岡田氏も、あの敗戦後に、本物の「獅子身中の虫」たちが作った、学界で生きているのですから、こうした邪論を述べて、なんの不思議もありません。

  自衛隊員の献身に対し、これほど不遜な言葉を使って恥じない氏ですから、私も、不遜な言葉で対応致します。礼節を欠く者に対し、礼節で応じるほど、私は寛大な人間ではありません。

 千葉日報が取り上げなければ、岡田氏の存在など、日本のどこにいたのかも、知らない私でした。そんな、小物の、雑魚のような学者の言葉に、私は本気で反応致しません。私が、静かな怒りを覚えるのは、氏のように愚論を述べる教授を育てた、敗戦以来の学界に對してです。

 「日本だけが、間違った戦争をした。」「日本の軍隊だけが、世界を混乱させ、極悪非道を働いた。」と、こんな敗戦思考を、いつまでも大事に抱え込み、反日と反戦を唱えさえしておれば、バカな教授も、生活の糧を失わずに済むのだと、これが、岡田教授の新聞記事が、私たち庶民に教えた事実です。

 本来なら、今回限りとしたかったのですが、岡田教授の愚論というか、邪論というのか、あと少しばかり残っています。ここまでくれば、「毒を喰らわば、皿まで」です。氏のたわ言に、退屈せず、最後までつき合う決心をいたしました。

 明日、お会いしましょう。

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