ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

拉致問題・青山繁晴氏の意見

2024-04-02 14:50:55 | 徒然の記

 言い足りないことがあるけれど、一つのことを長く続けていると、日本の現在の問題から遠ざかるのではないかと考え、昨日「拉致問題に」に一区切りをつけました。現在を知る早道は青山繁晴氏の【僕らの国会】で、氏の動画は常に今の問題を解説していますから、こんな時に便利です。

 久しぶりに動画を観て、何と「拉致問題」が、現在の日本の問題だったかと知る驚きがありました。それなのに地上波のテレビと、大手新聞がほとんど取り上げていないのは、いつもの「報道しない自由」なのでしょうか、不思議な日本です。

 前回まで「拉致問題」に関し、専門家5人の意見を紹介しましたので、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々のため、欠かせない意見の一つとして氏の話を追加することにしました。

 自由民主党の総裁選挙に名乗りをあげている氏が、どのような観点から「拉致問題」を語るのか。気持を新たにして、下記2つの動画を紹介します。

  1.  令和6年2月16日【ぼくらの国会・第673回】「金与正氏の誘惑を切る」

  2.  令和6年3月 6日【ぼくらの国会・第689回】「北朝鮮は体制危機」

  氏の動画を観るようになったのが何時頃だったか覚えていませんが、最初は反日共同通信社の元記者という氏の経歴からくる不信感がありました。

 派閥なし、後援会なし、支持団体なしと口癖のように言い、政治活動は全て自費でやっている。金を貰っていないので、派閥、後援会、支持団体からの制約を受けず、自由に発言し行動すると公言します。

 正義感に溢れる人物と思いましたが、政治家がそんなやり方で続けられるのだろうかと、疑問を抱きました。しかし氏は平成28年に参議院議員に当選して以来、今年で8年になりますが、主義主張を変えずに活動しています。それだけでなく選挙のたびにトップ当選し、自由民主党内の数少ない保守派議員を集め政策集団「護る会」を作り、支持層の輪を広げています。

 自由民主党を中から変えるという主張が、口先だけの公約でなかったことを、7年間の実績が示しています。しかしここ8年間、地上波のテレビと大手新聞は青山氏と「護る会」について、全くと言って良いほど報道していません。従ってネットの情報に無縁な人にとって青山繁晴氏は、この世に存在しない人物なのだろうと思います。

 「彼は、自民党のガス抜き要員に過ぎない。」と酷評する人間もいますが、「ねこ庭」ではこうした諸条件を勘案し、「もしかすると氏は、自由民主党の希望の光でないか。」と敬意を表しつつあります。

 いつも前置きが長くなりますが、氏の意見を 1.番目の動画から紹介していきます。

  1.  令和6年2月16日【ぼくらの国会・第673回】「金与正氏の誘惑を切る」〉

   ・金与正 ( きむ・よじょん ) 氏は肩書きを朝鮮労働党の副委員長と言ったり、国務院と言ったりしていますが、全体的にいうと西側のメディアは「金与正氏」という言い方をしています。

   ・あくまでも実の娘というというところに意味があって、実力をどれほど持っているかについてはサッパリ分からない。さほど無いという見方もあります。

   ・独裁者本人が言えないことを女性という華やかさを使って、世界にアピールする役割をさせていることはハッキリしています。

   ・その与正氏が岸田総理に話しかける形で、北朝鮮側の条件を飲むならば平壌 ( ぴょんやん ) に来て良いと、偉そうな言い方です。要するに彼女は日本を「軽侮」、軽く見て侮っているということです。

   ・侮っているのは本来の日本ではなく、ハッキリ申すと、憲法九条のもとの日本を軽く見て侮っている。

 4人の専門家の話を聞いたばかりなので、私は無意識のうちに比較してしまいます。落ち着いた声ですが、話の内容は穏やかでありません。専門家たちが持ち上げていた与正氏を批判し、しかも日本の戦後問題につなげる解説です。

 氏の話は、「憲法改正」を常に日本の最重要課題と考える「ねこ庭」の主張と重なります。4人の専門家たちになかった視点でもあり、無視することができません。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々が、果たしてどのように受け止められるのか。次回も続けて紹介いたします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 拉致問題・ 専門家諸氏の意見... | トップ | 拉致問題・青山繁晴氏の意見 -2 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

徒然の記」カテゴリの最新記事