ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

古賀誠氏の新著 -4 ( 古賀氏 9条は世界遺産 )

2019-10-06 08:15:29 | 徒然の記
 9月29日の千葉日報に、小さな記事がありました。
 
   「古賀氏 9条は世界遺産」、「新著で、現職議員に警鐘」・・・
 
 これが、氏に関するブログを書くキッカケでした。先日ブログで取り上げた、村上誠一郎氏もそうでしたが、自民党の中にいて、反日の野党議員と変わらない意見を持つ人は、自民党に籍を置くことからして、理屈に合いません。自民党の議員は、すべて国を大切にする人間だと、私のように単純な者が誤解します。彼らは、そうした庶民の期待を、裏切っていることにならないのでしょうか。
 
 1.  自分の生まれた国を愛し、大切にする人。
 
 2. 国の歴史や伝統や文化を、大切にする人。
 
    3. 国を作ったご先祖様を大切にし、感謝と敬意の念を持つ人。
 
 保守とは、こういう人間だと私は考え、信じてもいますが、古賀氏の言動はそのように見えません。
 
 「自民党は、幅広い政党だから、右から左まで、様々な意見の人物が集まっている。」と、まだ朝日新聞の定期購読者だった若い頃、そんな意見を読んだ記憶があります。深く考えず、なんとなく褒め言葉のように受け止めてきましたが、その意味が、古賀氏や村上氏のような議員の存在を、正当化する意見だったとすれば、考え直さなくてなりません。
 
 保守の条件に合わない人物は、やはり「獅子身中の虫」、「駆除すべき害虫」として、きちんと整理しなければ、国の政治は出来ないのだと、そう思います。心が狭さや、度量の問題でなく、政党は目的と信念を同じくする人間の集合体でなければ、政治をすることができません。
 
 痛い経験を私たちはしています。かって自民党が下野し、少数野党が1つになり、政権を取ったことがありました。誰が総理だったのか、もう忘れましたが、あの時の政府は、何1つ決定ができませんでした。民社党だったか、社民党だったか、福島瑞穂氏が党首で、入閣していました。他党が賛成していても、福島氏が一人反対するため政策が進まず、政治が停滞したことがありました。
 
 小異を捨て大同につくと、今もそのような理屈で少数野党が連合し、政権を取ろうとしていますが、こんなことは絵に描いた餅に過ぎないと、私たちは経験で知っています。政権党として、責任のある政治をしようとすれば、同床異夢の野合政権ではできません。
 
 同じ話が、自民党についても言えます。国を大切にする政党の中に、国を足蹴にするような思考を持つ議員がいては、正しい政治が行えません。保守なのか、野党なのか判断のつかない、怪しげな政策を進めるようでは国の舵取りを間違います。
 
 移民法の成立以来、最近の安倍政権の、日本崩壊狙いとしか思えない愚策の数々も、こうした党内の「反日議員」との妥協からだとすれば、看過できない事態です。あるいは総理自身が、国を崩壊させるグローバリズム思考を持っているとすれば、最悪の事態です。二階氏にしても菅氏にしても、まして石破氏となれば、「獅子身中の虫」としか言えない議員です。古賀氏が今また、「9条は世界遺産」という新著を出そうというのですから、それでなくとも舵取りの怪しくなった総理に、さらに歪んだ意見で狂わせかねません。ブログで取り上げたのは、こういう次第になります。息子たちには、思いがいつか伝わって欲しいと願っています。
 
 古賀氏の新著を報じた同じ日の、千葉日報の紙面に、もうひとつ小さな記事がありました。
 
 「中ロの爆撃機」「尖閣諸島接近」、という見出しでした。中国とロシアは、つい先日も共同で、竹島の領空に戦闘機を飛ばしました。「軍靴の匂い」がし、「きな臭い」のは、こうした中ロの動きや、北朝鮮のミサイルのはずなのに、新聞は大きく報道しません。
 
 隣国が、軍事力を誇示するだけでなく、やがて日本を侵略し始めたら、それでも古賀氏は、「9条は世界遺産」と、バカなことを言っておれるのでしょうか。チベットやウイグルのように、侵略され国民が弾圧され、殺されるようになっても、「9条は世界遺産」と言うのでしょうか。
 
 息子たちに言います。これが氏についてブログを書き始めた、本当の理由です。選挙では、反日左翼の議員だけでなく、自民党内の「害虫議員」にも、票を入れてはなりません。私が伝えたいのは、ここです。
コメント
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