ネコハバキのつぶやき「星になりたい」

10天体+12サイン+12ハウスが織りなす西洋占星術の魅力を紹介

あまり馴染みのない、苦手なサインを意識するには

2018-05-20 13:20:16 | 日記
天体は10個、ASCやMCを入れたとしても、12サイン全てを持っている人はいないでしょう。
そして、トランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)は個人的に感じにくいところもあり、なかなか万遍なくサインに馴染んでいる人は少ないのではないでしょうか?

占星術研究家でも、12サインを均等に執筆できる人は少なく、教科書の中でのサイン説明が、長いものもあれば短いものもある、という風になっている事があります。
そういうのを読むと、たとえば「蟹サインには通じていても、天秤サインは苦手なのかな?」と感じてしまうのです。

もちろん、私自身も全てのサインに完全に馴染んでいるかと言えば、嘘になってしまうでしょう。
ですが、なるべくフラットに俯瞰して見るように、努力をしているつもりです。
自分の天体や感受点にないと、そのサインに馴染みがないと思い込みがちですが、ハウスには存在しています。
12ハウスの中に、必ず全てのサインが存在しているので、苦手なサインのハウスを観察してみましょう。

たとえば、牡羊サインに天体等がないので、今ひとつ理解できない、もしくは苦手意識があるという人がいて、2ハウスに位置しているとします。
そういう場合、新製品と言われる物を買うのが好きだったり、見慣れた場所よりも目新しい場所の方が元気やパワーが出たりするなどの形で、牡羊サインを体験している事になります。
牡牛サインが4ハウスに位置している場合は、あまり引っ越しをしたがらず、馴染んだ家に腰を落ち着けやすかったり、美しいインテリアで家を飾るのが好きだったりすると、牡牛サインを体験していると言えるでしょう。

ハウスも天体が入っていると目立つので、どうしてもその部分に注目しがちですが、入っていないハウスのサインをチェックしてみると、新たな発見があるかもしれません。
必ず何らかの形で、そのサインの効果は出ているはず。
お金に縁がないと感じるのであれば、自身の牡牛サインがどういうハウスで発揮されているのかを見てみると、自身の金銭に対する意識が分かりやすいでしょう。
5ハウスに位置していれば、お金は貯めるよりも使う方が好きだったり、8ハウスに入っていれば、人から金銭援助をしてもらうのに抵抗がなかったり。

ホロスコープを見て、「このハウス」の「このサイン」をあまり意識していなかったと思ったら、積極的に活用してみると、苦手なサインも理解しやすくなると思いますよ。