晩酌しようよ

【晩酌】って『大人の愉しみ』みたいな、ちょっとワクワクするような響きがあると思いませんか。今晩あたり、一杯どうです?

薬味考察

2004-10-20 | 食べ物/food
最近の冷え込みを受けて、熱燗がとっても美味しくて、美味しすぎて怖い。絶対飲みすぎてる!
一方、ここ数日の気温の乱高下を受けて、一家で風邪気味。とくに子供がしんどそうで、今日はあっという間に寝た。
おかげで九時前から晩酌を楽しめるわけですが...

さて本題。
本日、例の忌まわしのおでんが夕げでしたが、おでんの練り芥子の存在価値って、なんなのかと思う。
べつに無くても困る人がいるとは思えませんが。
比較的香りのきついツミレだって、芥子が無くちゃ食えないというほどのものでもない。いや、そんなツミレは香り云々ぬんの前に、危ないって(笑。

実は私、薬味に関しては妙なこだわりというか、決め事があって、自分の好みに反していると、ひじょ~に不機嫌になる。ちょっとオーバーだが、『何でこの料理に、この薬味つけるかなぁ?』と、調理者の感覚さえ疑ってしまうほどなのだ。たぶんに独りよがりなのだが、下にいくつか紹介します。興味のある人だけ見て下さい。意見の合わない人は、もしかすると気分を悪くするかもしれないので、読まない方が良いかも?

その1:トンカツの練り芥子
 ぜってーいらねーっ!こんなんつけて、トンカツが美味くなるかっつーの。それとも、おまいんとこは、芥子付けなきゃ食えねーほど臭い豚使ってんのかよ?もしかして、ローストビーフの粒マスタードのマネか?だったら、粒マスタードを瓶ごと食ってみろ!味も辛味も練り芥子と違うだろ?練り芥子は味が強すぎて脂身の甘味を消し飛ばすんだよ。脂でどうしても舌がかったるい時は、箸でとって直に舐めるべし。トンカツに塗るのは愚の骨頂。

その2:冷奴の長ネギと鰹節
 食感最悪。せっかく舌の上でほろほろとほぐれる豆腐を堪能しようとしてるのに、ざらざらした舌触りの長ネギや鰹節を掛けて美味いのか?とくに鰹節。奴の上に鰹節振って、醤油かけて、口の中に放り込んでみてください。醤油オカカと豆腐って味でしょう?居酒屋で花鰹を山ほど掛けた奴が出るたびに、豆腐の発掘作業をしなきゃならない。迷惑千番。
 長ネギはいうまでもなく、香りと辛味が強すぎ。豆腐の甘味が感じられなくなります。どうしてもネギを乗せたきゃ、ワケギか浅葱など香りのマイルドな物を。鰹節のグルタミン酸が欲しけりゃ、土佐醤油で。個人的には、おろしショウガをごく少量がベスト。つけなくても可。

その3:納豆の浅葱
 これは冷奴の逆。納豆の半端な食感と強い香りには浅葱やワケギでは弱すぎる。少し辛めの長ネギの小口切りこそジャストマッチ。納豆のぬるっとした食感にしゃりっとした長ネギ。納豆独特の臭みにも負けずに抑えられるし。
温泉旅館の朝食で、『一口用』だからといって小さい浅葱を添えることがあるが、『あ~あ、おめぇ、納豆の食い方しらねぇな?』と思ってしまうほど。晩の宴会料理が良くても、朝は何でも良いのね、と思わず興ざめするほど。

長文になりましたのでこの辺で...
まあ、人それぞれってことで、勘弁してください。m(_~_)m

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