理想のスキー場

志賀高原にスキーに行って感じたんですが...
日本にいくつもない広大なスキーエリアを持ち、
ネームバリューも抜群、輸送能力もそれなりに確保し、
高速からのアクセスもそんなに悪くない、という優位な条件を
多数持っており、まさに横綱なんですが
スキー場としての魅力は今ひとつに感じてしまったんですよねぇ。
...というか、わざわざ志賀まで行く意味？という
圧倒的な欲求が湧き上がるようなものが欲しいなぁ、と。


【志賀高原】って、『スキーならココ！』と信仰に近いものを
持っている人がたくさんいらっしゃるようで、
無条件で『いいところ』になっている感があるんですが、
...いや、かくいう私も、現実を突きつけられて、
逆説的に『志賀はもっといいところでなければならない』と
思ってしまっていたのかも。

志賀はもっと変わって欲しい。
世界に通用するようなスキー場に！
じゃあ、どうすれば？
私の勝手な願望(妄想)では．．．

とにかく、エリアをひとつのスキー場にすること！
ツアーのように楽しめればいいけど、今は連絡悪すぎ。
索道会社のエゴをなくして、連絡を良くして、伴い不要なコースは閉鎖して
もう少し『ひとつのエリア』を演出すべきだと思う。

それから、これもエゴでホテルが散在しているのは明らかにカッコが悪い。
(特に焼額の３つのＰ-は噴飯モノ)
ホテルやレストランなどのアフターエリアを山の麓一箇所に集約して、
とにかく人を集め、出歩くことが当り前、という雰囲気を出した方が
なんか活気があるように見えていいと思うなぁ。
理想でいえば、例えばバンフ。スキー場までは周回バスで行かなきゃ
ならないんだけど、皆おおらかで面倒くさそうにはしてなかったな。

んで、素泊まりのホテルや旅館も作って、外食を促す。
だって、ムリに厨房抱えて決まりきった冷えた料理出すんだったら、
競争で鍛えられた料理屋に任せたほうがいいじゃない？
要するに、ひとつのホテルで”リゾート”を完結させようってことが
どだいムリに感じてしまうわけで。
海外の本格リゾートを経験している目の肥えた大衆は
ホテル一軒の”なんちゃって”じゃ満足しようもない。

安いも高いも、カジュアルもフォーマルもあってこそのリゾート、と。
こういうのが出来るのって、志賀とか白馬とか、
本当に限られたエリアだけだと思うんですよ。
だからこそ、がんばって私の『特別な場所』になって欲しいなぁ。
(志賀はいまさら再開発はムリか？）




あ～、また書いてて話がずれちまった。
まあ、いろいろとりとめもなく書いたけど、
私の究極の憧れはツェルマットということで！
私が定年になって余暇を満喫できるまで、氷河は残っているかなぁ？