[第21回全日本大会戦績]
団体戦トゥル 第3位
成年男子マッソギヘビー級 準優勝
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皆さんお忙しい中会場まで来てくださり、応援ありがとうございました。
大会関係者スタッフの皆様、誠にありがとうございました。
堅い事ばかりを書いても記憶に残らないので、今日は選手目線で書かせて頂きます。
汗と涙と鼻血(鼻折れてます)と鼻水をまきちらし子供の様に号泣した、昨年試合後
の控室。
体も年間を通し壊れてばかりで「自分は終わったんだ。」と惨めさと絶望感しか記憶
していません。
それが今年は同じ時間・同じ場所で、雄叫びを上げることが出来ました。
負ける事で成長できると強く思った一年間でした。
特に体を壊す原因の追究、壊れない体の使い方の試行錯誤。
また自分のスタイルや体の長所短所、精神的甘さを客観的に整理し改めて見直す事が
出来ました。
それは幸運にも世界大会に選抜され、もう一度チャンスを頂いたと奮起し、しがみつ
くような思いの練習から大会出場とそれを振り返る過程で得たことです。
これは最後まで続きました。
全日本大会2日目個人戦前夜、布団に入り目を閉じると相手達が出てきます。興奮し
て、なかなか寝付けません。
どうしたら勝てるかなと往生際悪く色々考えていると、深夜3時に新技が脳裏を走り
ました。
布団から飛び出しイメージに近い動画をパソコンで検索。
↓
数回見て、体の使い方を確認。
↓
それを実際に家の外で試す。
↓
「おぉ。」
やはり自分にしっくり来て、やりやすい新技でした。(地味ですが)
その後満足したのか1時間だけ熟睡して出発。
数時間後の本番で、実際にこの新技でキッカケをつくり、勝つことが出来ました。
さっきひらめいた技で勝つとは、我ながら…と思ってしまいましたが。
全体を通して思った事は、
ライバル達が強くなる事はとても有り難い事。
みんなしっかり仕上げて来てくれた事を幸せに思いました。
自分ももっと強くならなければと、また頑張れます。
最後にみんながレベルアップしたり自分が成長できるのも全て、
あの舞台を提供して頂けるからだと思います。
皆様、今年も貴重な経験をありがとうございました。
寺島亮介
期待通りの大技で見事決勝まで勝ち上がった寺島指導員。
来年の王座奪還に期待が高まります!!