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大阪の南東部に位置する人口10万あまりのごく普通の町、とんだばやしの魅力を、市民の手で発見していきます。

富田林おもろスポットウォーク 第2弾

2021年12月07日 | 市民活動

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昨年、市政70周年記念の行事「富田林おもろスポットウォーク(第1回)」に引き続き、12月5日(日)公民館主催(金剛公民館)により第2回のおもろウォークが開催されました。協賛の「富田林百景」のメンバーが報告します。

報告者:kusu、matsu、アブラコウモリH 2021年12月7日

当日の行程

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当日、少し肌寒かったですが、概ね良い天気で約100人の参加がありました。コースは喜志駅前(9時~)-中野町-新堂-寺内町までの各名所を、約7kmのコースを巡りました。その内容をご紹介します。

参加者の案内パンフレット

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喜志駅前東の参加受付

受付時間の30分以上前。早々とお越しの参加者。今日の気温は最低気温が5.6度。

寒い初冬の寒さになりました。でもお天気は良いようです。

 

受付時間が近づくにつれて多くの方が来られました。子供さん達も参加。

最終的には100名近い参加者。

 

お忙しい中、吉村市長も駆けつけていただきました。

 

ここでみなさんに少し説明を。

 

さあ、フリーウォークで出発!

 

近鉄高架工事現場横塀に喜志小学校の生徒さんの絵が展示されている横を粟ケ池に向かってスタート。

ここは条里地割の道。1270年前の条里制の跡。

 

最初の解説ポイント 粟が池

すでに条里地割と共に、奈良時代に造られたため池です。

 

流入するのは河川ではなく、人口の用水路です。 石川の水を錦織東で取水し、延々4.8km田んぼを潤しながら粟ケ池に入ります。

この深溝(ふこうど)井路により人工的に石川の水が粟ケ池に入れられます。

 

なるほどと納得の参加者のみなさん。

入る水路が1か所、出ていく樋門が7カ所。喜志の各村を潤します。富田林でも一番肥沃な田んぼのひとつ。

 

広大な粟ケ池。

広さは6.6ヘクタール。南北約400m、東西150m。富田林市で一番大きなため池。

 

さあ次へ、中野長壽会館に向かう参加者の皆さん

フリーウォークなので、道を間違う方が続出。

ごめんなさい。もう少し、解りやすく地図を作っておけばよかった。

 

中野長壽会館に到着。

ここは地車庫、お地蔵様、伊勢灯籠(太神宮灯籠)、力石などいろいろあります。

村総代の方のご協力で、おトイレも開放していただきました。

 

文化財の説明をする地元の百景メンバー。

さすが解りやすく説明。

 

若連の 力比べの 夢の跡

昔若い衆が力自慢を競い合った力石があります。

 

町の中を迷いながら行くと、なんとか「中野竹林」。

みなさん「すごくきれい。」の声。きちんと管理された真竹が美しいです。

ここを管理している「富田林の自然を守る会」のメンバーで富田林百景にも所属しているkusuさんが説明。

 

さあ、また歩きましょう!新堂地区へ向かう参加者の皆さん

 

新堂小学校校門前(新堂北口)に到着のご家族。

新堂(現若松町)の説明をするメンバー。

 

新堂 会所町の光盛寺(浄土真宗本願寺派)に到着。

ご住職のご好意で本堂を開けていただきました。

 

元禄時代に建てられたこの本堂は、新堂大工による堅牢な構造です。

 

寺に保管されている古瓦や楚石を見せていただきました。

 

白鳳期(飛鳥時代後半)の単弁軒丸瓦。

 

礎石のうち2個だけ白鳳期の礎石が混じります。

「なんでだろう、元禄の建築なのに...」ほかの5倍近くもある礎石にビックリ!

新堂廃寺のかな?

 

真宗寺院に多い蟇股の「二十四考」

中国の故事で、孝行が特に優れた人物24人中の一人。

これは鯉が彫られているので、「姜詩(きょうし)」かな?

「姜詩の母は、いつも綺麗な川の水を飲みたいと思い、魚を食べたいと言っていた。姜詩と妻は、いつも長い距離を歩き、母に水と魚を与えてよく仕えた。するとある時、姜詩の家のすぐ傍に綺麗な川の水が湧き出て、毎朝その水の中に鯉がいた。」

 

ご住職にご質問される参加者。

 

次は、新堂の町なか、庄屋町(現若松町二丁目)の太神宮灯籠(伊勢灯籠)。

 

庄屋町の専光寺(浄土真宗興正派) 新堂の昔からの区割りごとのお寺があります。北町の寶海寺は明治の初めに廃寺。

 

この釣鐘は戦中に金属供出に出され、軍需工場で品質調査のため穴を3つ開けられました。ところが溶かされる前に終戦を迎え、戦後返還されました。

 

新堂の民家の玄関にある役行者像祠。

 

あらら、やさしいスマイルの役行者さまでした。

 

南町の教蓮寺(浄土真宗興正派)

 

新堂大工町の清水大師

大工町は慶長期(近世初頭)にニュータウンとして建設された現新堂よりはるかに古い昔からある町です。

江戸初期には数十人の大工さんがいた職人の町でした。今は後で計画的に建設された現新堂と隣り合わせになっています。

新堂大工はこの辺のお寺のほとんどを建設しました。

 

清水大師は弘法大師ゆかりの井戸の伝承があり「弘法大師遺跡清水井」の石碑があります。

河岸段丘の崖の所にあり、今でも煮沸すれば飲める清水の井戸がポンプで汲み上げられ、持ち帰ることができます。

富田林には弘法大師の井戸と言われる井戸がいくつもありますね。

 

東高野街道に向かいます。

 

案内のマップを片手に東高野街道を南に富田林寺内町に向います。ゴールはもうすぐ。

 

国重要文化財 興正寺別院(浄土真宗興正派)現在は令和の修復中。

残念ながら境内にはあと10年は入れません。

 

「くわゑきせる無用」道標=寺内町

 

国重要文化財 旧杉山家住宅(石上露子の実家)

 

「恋文薬師」の薬師堂

 

寺内町の西の端、融通念仏宗の浄谷寺。

 

浄谷寺(融通念仏宗)境内。眺めているのは「西国三十三度供養塔」

 

ご住職のご好意で本堂と二尊堂を開けていただきました。

本堂内でのご説明。

 

大阪府の指定文化財 富田林組の御背板(おせた)

 

二尊堂にある鎌倉時代のお地蔵様

 

そして、おもろウォークのゴール地点(寺内町交流館横 みんなの広場)

 

 ゴールでの記念品(3種類)。抽選で豪華景品がもれなく当たりました。皆さん、お疲れさまでした。

 

当日のポイント解説です。

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関連記事:2021富田林おもろウオーク 第2弾下見 2021.9.29.

富田林市市制70周年記念まち歩き「おもろスポットウォーク」 2021.3.10.

 


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