富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

浄谷寺の蓮2024

2024年07月18日 | 草花

 富田林市富田林町(西筋南会所町) 半偈山(はんけいさん)三仏院浄谷寺 二尊堂

融通念仏宗のお寺です。これは7月7日 15:39に撮った写真。

 

2024年7月15日 8:28 山門付近の蓮

 

そろそろ咲き始めました。池ではなく鉢で育てられています。

 

大輪の蓮の花。ご住職にお聞きするとなんと120鉢。

 

大賀ハスを始め数種類の蓮の花が植えられています。

 

じっくり眺めるとなんか落ち着きますね。

 

これだけ多いと毎日の水やりがたいへんな模様。

 

午前中に咲く蓮の花。午後にはしぼんでしまいます。

 

仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされています。「泥水がなければ蓮は咲きません。」

 

「極楽浄土に咲く花」とされる蓮花。

仏さま(如来と菩薩)は蓮の花の台座に座っておられます(蓮華座)。灯籠の基礎にも蓮華がかたどられています。新堂廃寺などの古代寺院の軒丸瓦にも蓮華文が使用されています。お盆の仏菓も蓮華ですね。

 

二尊堂前の蓮花

二尊堂は大正四年(1915)建設。入口の階段が2つ、鳴らす鐘(鰐口)も2つ。

応長元年(1311)石造地蔵菩薩立像と十一面観音菩薩像の二つの尊像を安置しているので「二尊堂」といいます。

 

鉢植えだけに春先の株分けが大変だそうです。

株分けしないと蓮根(地下茎)が密になり、そのまま放っておくと葉っぱも花も小さくなってしまうそうです。

 

ご住職のお話では毎年春先泥だらけになりながら株分けして、3つほど蓮根を残し化成肥料を施してやるそうです。そうするとこのような大輪の花が咲きます。

 

最初は3つくらいの鉢から出発した浄谷寺の蓮、今はなんと120鉢。最近は富田林駅前のきらめきファクトリーや薬師堂にも株分けした蓮花を楽しむことができます。

来年は富田林百景も株分けのお手伝いをしようと思っています。

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写真撮影:2021年月7月15日

2024年月7月18日( HN:アブラコウモリH)

 

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