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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

夏の宝石

2024-08-19 09:17:11 | グルメと料理

手前勝手に“夏の宝石”と呼んでいる。
なめらかな食感と濃厚・芳醇な甘みが堪らない
そう、わが家のイチヂクのこと。
今年は随分出遅れ、今朝やっとまとまって16個収穫した。
お盆帰省した二男家族が昨日引き上げたばかりで、間に合わなかったは残念至極。
これからは一日のことが言えず、日々このくらいの数が収穫できる。
イチジク大好きなご近所さんに食べ助けをして貰ってもなお食べきれぬほどの数が、これからほぼ1カ月続く。
例年ならジャムやドライイチヂクに加工したり、パウンドケーキを焼くのだが、今年はジャムオンリーでいこう。

 


瓶牛乳は美味しい!!

2024-06-19 09:42:18 | グルメと料理

諸般の情勢により、いま市場から瓶入り牛乳が姿を消しつつあり、まさに瓶牛乳存続の危機が迫っている。
ならば今のうちにと瓶牛乳を探し求めて数店のスーパーをハシゴして2本だけ確保した。
その瓶牛乳と、紙パック牛乳を瓶に詰め替えたものとを飲み比べてみた。
あら、不思議!!
目隠しして比較すると、区別がつかず、どちらも同じように“美味しく”感じる。

これは単なる気分や雰囲気の問題であって、ある種の錯覚か!と疑いつつググってみた。
『ガラスが炭酸の抜けにくい材質であることと、口当たりがよいこと。 また、ガラスは無味無臭であるため、飲み物本来の風味を味わうことができる』という記述に当たった。

更に実はこれには科学的な根拠があるとの研究発表がなされた。
『米ノースカロライナ州立大学(NCSU)の研究チームは、牛乳の鮮度や風味を保つのに最も最適な容器はガラス瓶であるとの論文を発表。反対に、紙パックは冷蔵庫の中の匂いが移りやすかったり、紙パックから揮発性化合物が浸透して、風味や鮮度が落ちやすかった』との報告である。
※研究の詳細は、2022年11月7日付で科学雑誌『Journal of Dairy Science』に掲載


まだ眉唾ものと思われる方、一度お試しくだされ。
まさに「目からウロコ」請け合いです。


松山名物のソウルフード「鍋焼きうどん」

2024-06-18 14:30:16 | グルメと料理

半世紀以上も前の同窓生との旧交を温めるために、年に2~3回の松山詣でに余念がない。
そもそもこの会へ誘ってくれたのは無二の親友N田。
N田は大学卒業まで地元松山で育っただけあって、なかなかの情報通。
遥々松山まで足を運ぶ小生のために、毎回味の名店を案内してくれる。
前回は「宇和島風鯛めし」、そして今回は松山名物のソウルフード「鍋焼きうどん」である。
四国でうどんと言えば、讃岐うどんと思い込んでいた己の浅学菲才を思い知ることとなった。
鯛めしの折は暫く病みつきになり、未だに食卓に度々上る。
気持ちを切り替えて今日の昼食は、アサヒの忘れがたき味「鍋焼きうどん」と相成った。
よりによってこの暑いさ中に鍋焼きうどん!とお思いのご仁、冷たいお茶で口中を冷やしながら、熱々の鍋焼うどんをハフハフとすするのも乙なもの。
どうぞお試しあれ。

わが家特製の鍋焼玉子うどんと巻き寿司

アサヒの鍋焼玉子うどん(880円)といなりずし2個(300円)

※鍋焼きうどん二大老舗に「アサヒ(昭和22年創業)」と「ことり(昭和24年創業)」がある。

19日の昼食は、またまた「宇和島風鯛めし」登場!


やっぱり食べ歩記

2024-04-07 14:41:30 | グルメと料理

珍しくあれこれ行事が立てこみ、怒涛のような3日間が過ぎて、やっと拙ブログのカキコミ。

4月4日、遅れていた桜前線だが、あっという間に満開を迎えた姫路城(白鷺城)を訪ねた。
どうしても子や孫が住む東方面に足が向いてしまうのはやむを得ぬこと。
10枚綴りの1枚だけ残っていた青春18きっぷを使い切り、ひとりはICOCAで代用。

姫路城を間近に観るのは、ほぼ半世紀ぶり。
2015年3月、28億円をかけて“平成の大修理”を終え、白漆喰で塗られた真っ白な外観が、飛び立つ前の羽を広げた鷺の姿を思わせる。
※岡山城は対照的に黒い下見板張りの外観から、別名烏城(うじょう)と呼ばれている。
大天守を拝観するつもりでいたが、修学旅行と思しき外人観光客が列をなしていたので断念。

姫路といえば名物のひとつが「あなご飯」。
広島・宮島のあなご飯に期待をはぐらかされただけに、ここで挽回するべく念入りにリサーチした。
その甲斐あって姫路駅から徒歩3分にある「やま義」こそは、期待を裏切らない絶品だった。

ここまで来たからには、もう一足伸ばして三ノ宮へ。
神戸元町で名物の「森谷のコロッケ」ははずせない。今日も行列が。
実店舗で毎日約2,000個、多い日で約3,000個売れるそう
衣が薄皮でサックサク! 後引く味とはこのこと。

中華街・南京町をぶらついた後、大丸では551HORAIの肉まんを土産に求める。

帰路、姫路駅のホームで待ち合わせ時間をフル活用して、立ち食い「えきそば」。
和風だしに、かんすい入りの中華麺を合わせたもので、和蕎麦ではないし、かといってラーメンでもない。
姫路駅で1949年から販売されているロングセラーの名物グルメ。

余裕でもって午後6時過ぎには高島駅へ戻ってきた。
翌日の新聞報道によると、われらが通過した直後の特急列車が三石駅構内で人身死亡事故があったと知る。
すんでのことに事故の余波を受けるところだった。

締めは、「駆け足ながらもよい旅だったなあ」と話しながら、何にも勝るご馳走のお茶漬けを掻き込むのでした。
やっぱり“食が先行”した食べある記になってしまう。

 

姫路城(白鷺城)の雄姿

 

 

 

姫路名物のあなご飯は絶品!!

 

 

 

アツアツ、サックサクのコロッケはいくらでも食べられる後引く味

70年の歴史を誇る「えきそば」

日が落ちるまでには帰宅

4月5日付山陽新聞より

 


宇和島鯛めしでメデタイ!

2024-03-23 16:39:29 | グルメと料理

先に松山を訪ねた折、友から「郷土料理 五志喜」へ案内され、初めて「宇和島鯛めし」をいただいた。

普通、鯛めしといえば炊き込みごはんをイメージするが、宇和島鯛めしは鯛の刺身を、卵黄入りのまろやかな味わいの特製タレにからめてごはんにのせ、大葉やゴマなどの薬味と一緒に食す。
これがまた後引く味で、帰宅してからもずっと心の隅に残っていた。

今朝、ナイスタイミングでとある和風レストランの新聞折込チラシが入った。
「48周年春の感謝祭」と銘打って、メニューのひとつに「民芸の鯛めし御膳(宇和島風)」とある。
これを見逃す手はない。

こちとら、同店より更に6年上回る結婚54周年(3月23日)。
ささやかに二人で祝った(誠にメデタイ)。