黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

新型コロナの向こうの春が、少しだけ見えてきたかもしれないぞ。ここを頑張ろう。

2021-02-06 19:45:21 | Weblog

【マスコミというのは、ずいぶんいい加減なものだなあ。その1】
ワクチン接種でイスラエルが先行している。イスラエル、すばらしいじゃないか。日本は何をもたもたしとるんだー!
という説がワイワイとにぎやかですが。
イスラエルの人口は923万人で、日本の神奈川県921万人とほぼ同じです。
イスラエル、たしかに色々と頑張っている国で、そこは立派なのですが、じゃあ神奈川県と比べてみると
感染者累計 イスラエル 670000人   神奈川県 41915人 神奈川県の16倍。
死者の数  イスラエル  4947人   神奈川県  538人 神奈川県の9倍。
イスラエルでは、感染拡大のピーク期には1日あたりの感染者が10000人に達していた。神奈川県ではピーク期に995人。
こうしてみると、きちんとデータを示さずにワイワイとあおる番組や記事が多い。
私だって
「ワクチンの確保は大丈夫かなあ」とか
「大都市圏はいいとしても、山間部や離島では、ちゃんとワクチンの運搬、保管、接種ができるのだろうか」に、
「日本に滞在している外国人は大丈夫か」などと心配はしますよ。
しかし、新型コロナ対策は非常事態、災害対策ですから、やたら煽り立てるのはケシカラヌと思います。心配しつつ、冷静に。そして、引き続き粘り強く感染防止を。
【マスコミというのは、ずいぶんいい加減なものだなあ。その2】
元首相の森さんがバッシングを受けている。
よくあるマスコミ演出でしょうね、これ。発言の全体を読み通すと、特に女性を攻撃したり蔑視したり、という話ではないですね。一部分を切り取って、大げさに騒ぎ立てるドラマ作り。
あの年代の人に「男女平等の理想像であれ」と求めても無理があるし、こういうケースで正義の味方が急増するのも奇妙。
「絶対に許せない!」とか、それって本当に怒ってますか。
「まあ、そういうことを言われるようなケースも、うふふ、あるっちゃああるかもね」というのが本音じゃなかろうか。
昔から失言の多い人ではあるけれども、悪人じゃない。いいお爺さんです。総理大臣まで務めて功成り名を遂げて、あとは無給でオリンピック開催へと獅子奮迅。
タダで見物するだけの人や、オリンピックを飯のタネにしている業界人が、ヤイノヤイノと勝手に騒ぎ立てるなんて、変なことだと思わないのか…思わないのでしょう。
「海外から批判が!」って、そりゃあ「森さんという人がこんなことを言ったのですが、これって賛成できますか」とかインタビューすれば、批判的なコメントが出てくるだろうし、ペリー来航みたいな構図にするのはどうかなあ。海外といっても…海外ってどこだ???…特定の限られたエリアだけの話だろうし、そのへんもいい加減な演出ですよね。
ただし、私の分析を。
森さんは「女性は競争してしゃべるから長くなる」という解説をしていましたが、誤りだと思います。男どもにとっては議論はケンカ、戦い、競争。女性の場合には、あれは競争ではなくて、コミュニケーションを作りだし、味わいながら論じているのじゃなかろうかと。結果的に女性はおしゃべりが長くなることがある。電話でも、男性は用件だけ伝えたら切ってしまって、他の話はしませんね。
複数の女性が論じる場合、論旨が激突しているのにカッと熱くならないし、逆に同じ意見なのに妙に冷ややかだったり。そのあたりで、スタンス、姿勢や表情、雰囲気の差異を感じることがある。ま、個人差の方が大きいかもしれないですけどね。
以上、私の分析です。
私、森さんのファンでもないけど…STU48・中村舞と沖侑果のファンです…こういう場合にマスコミが仕掛けて、騒ぎをエンジョイする風潮は気に入らない。
そこで、あえて
「森さん、頑張れ。日本人じい様の気概を見せてくれ」
と。とにかくオリンピックは瀬戸際の攻防。女子マラソンだけでも何とか…祈る。

さて、中3の授業を担当。記述式のページで、地理と歴史をていねいに。いい感じでしたよ。確認テストもよくできていました。
滋賀県内の私立高校の入試、県立高校の特色&推薦入試、京都の私立高校と続く。リズムを崩さずに、このままの調子でそれぞれのゴールへ。
おうみ進学プラザのホームページに私の動画が。『atama+』のPRです。頑張りましたー。
前川先生、山口先生、野田先生、真下先生、井上先生、横江先生…、どうでしょうか。
ダメなら「ダメッ!」と言ってください。撮りなおしますから…なるべく「ダメッ!」と言わない感じでお願いしますけど、どうでしょうか。
写真はおうみ進学プラザの社内の教材展示会のようす。
そして2月の授業風景など。
新型コロナの向こうの春が、すこしだけ見えてきたかな。ここを頑張ろう。
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