パンとサーカス

人はパンのみにて生くるにあらず サーカスに夢中だけどパンも大事

おばあさんの正体

2007-01-30 | 
これ何にみえます~?
(酔ってたのでいつもよりブレてます)
タコの卵ですって!

宮益坂を上がり切る直前に左に曲がる という
こないだサヴァっちと行ったとこ(笑)の激近にある
あらゆる種類の肉が食べられるお店で
つい頼んでしまいました(肉屋なのに)

イクラみたいな味です
よく考えたらイイダコってこんなの入ってたわ と


話は変わりますが
今日わたしの脳内を占めていた懸案のひとつは
ここでは明かせないのですが
もうひとつはあの童話「赤ずきんちゃん」です

ふと思うと私の葡萄酒の原体験というほどではないけど
(飲んでないし)
初めて意識したのはあの童話を聞いた時だったなと

赤ずきんがおばあさんのお見舞いに葡萄酒を持って行く
というくだりがありますよね
この異国の人は病気の老人に酒を飲ませるのかー
と思ったことと
葡萄酒 とはなんと甘美な響きだろう と思ったわけです

そんなことをふと思い出したら
なんかこの話っておかしいな と思い初めまして

グリム研究本なんか色々出てますが
そういうの読んだことないんでわかんないんですが
よく言われるのは少女が大人になる象徴って話らしいけど
わたしが気になるのはおばあさんですよ!

なんで今程核家族じゃなかったであろうその時代に
たった1人で暮らしてるのか
赤ずきん家に同居しない理由は
そもそも血縁じゃなく知り合いの老女だったのか

さらに当時森に少女が1人で行くなんて尋常じゃないよな とか
(昔のヨーロッパで森ってかなり恐れられてたらしいじゃないですか)
集落から離れて一人森の中の一軒家に住むなんて
魔女扱いか何かしら共同体から疎外された人物としか思えない
そんなおばあさんがこの物語で担う役割って何なんだろう
って思い始めたら頭がいっぱいに

いつになっても仕事で頭がいっぱいになることはないようです