リーダーの資質

わが社の組織も、
部長・次長・課長・係長・主任・係員と、職責の序列がある。

私たちの仕事では、役職を持っていることはその人の背景として考慮するが、
所謂ヒラであろうが社長であろうが、個人として対応の差は、無い。

但し、逆にリーダーとして求められるものは、ヒラとは異なってくる。

先日、ある事業所の課員の方々と面談して、
今日はそこの課長との面談をした。
一通り課長との個人的な健康面での留意点を確認した後、
課員の全体的な状況について、
課長として配慮してほしい点を共有すべく、
話を展開していった。（安全配慮義務として）

課員が何に対し不安を感じているのか、
課員の多くが直面している問題点は何か…
（個人情報保護もあり、特定されない形の報告をしている。）

この新任課長の反応は意外なものだった。
詳細は割愛するが、改めてリーダーの資質について、
考えさせられた内容であった。

リーダーは精神的に成熟していて、
大きく受けとめることができる度量が不可欠だ。
感情的な凸凹は少ない方が良い（冷静沈着）
仕事には断固とした決意があり、
部下に対しての指導は一貫した信念を持ち、
相手の理解度に見合った手法を駆使してほしい。
時には厳しくとも、けっして笑顔を忘れないでほしい。

う～ん！リーダーは一日にしてならず…

ご自身が若かりし頃、ヒラだった頃のことなど、
すっかり忘れてしまったようなリーダーは、
いただけない！