シスターみみっくのなんだかわからない堂

日常のよしなしごとをつづります。正教会のお祈り、読んだ本、ハマリものなどなど。

正教勝利の主日

2008-03-16 23:18:21 | 正教会及び宗教全般
去年の記事→正教勝利の主日

今日は大部分の教派で枝の主日をお祝いしていると思うけどウチは大斎第一主日。
復活祭はまだ先だ。
今日の福音箇所はヨハネ1:43~51の、ピリポとナタナエルが弟子に加わるところで、去年なんでこの箇所なんだろう?と書いていたけど「大斎の意味」にそれについての記述があった。

『大斎第一主日に正教勝利を祝うようになる前、この日にはモイセイ〔モーセ〕、アアロン、サムイルなどの預言者たちの記憶がなされていた。このより古い奉事の形跡は、いまだにこの主日の聖体礼儀に読まれる使徒経(エウレイ11:24-6,32-40)の中、そして福音経誦読に先立つ「アリルイヤ唱」の句の中に見い出すことができる。「司祭の中にモイセイ及びアアロンあり。彼の名を呼ぶ者の中にサムイルあり」〔聖詠98(詩篇99):6〕。』
要は843年より以前に誦読箇所は決まっていたということ。
預言者たちの記憶をしてたんなら福音箇所がここなのも分かるな。
ピリポがナタナエル誘うとき「旧約の預言者たちが書いてた方に会ったお!」って言ってるものね。